他のチームメンバーよりも一拍遅れて席に戻ってノートパソコンのコードをつなぎ直している遥に、向かいの机から後藤が視線を投げてくる。 「後藤君。何か言いたいこと、あるの?」 「藤堂さんの前で、水野さんが鈴木さんをコテンパンにした、って話題になってますよ。本当っすか?」 ぐ、と唇を噛むと、ディスプレイに繋いだノートパソコンを開き直し、スリープから復帰させるパスワードを打ち込む。 そっと視線をさまよわせると、鈴木がフロアにいない。 「その鈴木君は?」 「原マネージャーと深刻そうな顔して、どっかの打ち合わせスペースに行きましたよ」 「そっか」 今回ぐらいのポカは、大ポカの部類には入ってしまうだろうが、大局から見れば大したミスではない。 ただ、小さくても続けば要注意だ。気を引き締めろ、と言いたいのだろう。 そっけない返事をする遥を見て、後藤は少し肩をすくめる。
ปรับปรุงล่าสุด : 2026-09-24 อ่านเพิ่มเติม