บททั้งหมดของ 命を選ばれなかった夜、私は家族を手放した: บทที่ 11 - บทที่ 12

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第11話

私は刻印の申込用紙を手に、誰の番号を書くべきか、初めて真剣に考えた。……「児童相談所の調査結果を受け入れます。これまでの養育上の不適切な対応についても、親として責任を負うつもりです」二度目の面談で、父はもう私のことを「わがまま」だとは言わなかった。この3か月、父は血液疾患のケアに関する講習を受け、私の病気や緊急時の対応について学んだ。その記録も、面談の際に提出していた。私の通院費と学生会館の生活費についても、未払い分を含めて負担するようになった。母も、絵凪の医療記録を医療機関と連携して管理するようになり、「あの子のほうが大変だから」と言って、そのしわ寄せを私に押しつけることはなくなった。それでも、こうした変化が、通院できなかった3年間を取り戻してくれるわけではない。雪の降るあの夜、病院からかかってきたあの電話に、もう一度出直すこともできない。児童相談所の担当者が、両親に今も私を家に戻したいと思っているか尋ねた。父はテーブルに目を落とした。「もう、家に戻れとは言いません。18歳になってからどこに住むかは、本人が決めることです」それは、私が家を出たことを「正さなければならない間違い」として扱わないと、彼が初めて認めた瞬間だった。母がバッグから薄いノートを取り出した。1ページ目には私の生年月日が書かれ、その後ろに、これまでの通院歴、薬、食事の注意事項が続いていた。母はそれを私の前に置いた。「これ、お医者様にもう一度確認して、学校の記録とも照らし合わせたの。持って帰らなくてもいいわ。ただ、今はちゃんと覚えているってことだけ、分かってほしくて」私は2ページほどめくった。薬の名前に間違いはなく、アレルギーの原因となる薬や食品もすべて書き出されていた。けれど「好きな食べ物」の欄には、いちごのショートケーキと書かれていた。それは絵凪の好物だった。私はいちごを食べない。母は私が目を止めた場所に気づき、だんだん顔が青ざめていった。「また、間違えちゃった……?」私はノートを閉じ、押し返した。母はもう正解を聞こうとはしなかった。私に、もう一度証明させてくれとも頼まなかった。ペンを取り出し、その欄に線を引いて消した。「知らないことを、知っているふりをするのはもうやめるわ」その言葉が
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第12話

緊急連絡先の欄に、私は学生会館の夜間緊急連絡先を書いた。店主が新しい銀の連結リングを留め直し、また聞いた。「元のブレスレットはどうする?」「元の金属製のブレスレットはいりません。医療用のリストバンドにつけてください」濃紺で、長さを自分で調節できるメディカルIDバンドを選んだ。銀のプレートを留めたとき、縁にはまだ古い傷跡が少し残っていた。磨き直しは頼まなかった。この傷跡を見るたび、かつて母に外されたプレートを、私が自分の手で取り戻したことを思い出せるから。クラスメイトと先生たちが、ささやかな誕生日会を開いてくれた。学生会館のイベント室で、4つの机をくっつけた。遥はピーナッツもアルコールも使っていない、私の好きな栗のケーキを買ってきてくれた。堀田先生は試験対策のプリントを、桐山先生は新しい健康観察ノートをくれた。ろうそくを吹き消す前、遥がケーキについていたプラスチックのナイフを私の手に握らせた。「主役が自分で切るんだよ。最初の一切れも恵利のもの。私たちが勝手に決めたりしないからね」最初の一切れを切り分けた。クリームはあっさりしていて、私が好きな栗味だった。堀田先生は半分しか食べず、甘すぎると言った。遥が最後の栗の甘露煮を奪っていって、ゴミ捨て係をジャンケンで3回も決め直した。誰も、私に必要以上に気を遣ったりはしなかった。それでも全員が知っていた。ケーキに何を入れてはいけないか、何時に薬を飲むべきか、出血点が出たら誰に言えばいいか。そのとき、初めて分かった。当たり前の思いやりを受けるために、もう限界だと何度も証明し続ける必要なんてないのだと。誕生日会が終わってから、母からメッセージが届いた。【18歳のお誕生日おめでとう。お金はもう口座に振り込んだから、返信はいらないわ。通院、遅れないようにね】ケーキの写真も、長い謝罪文も、家に帰ってきてという言葉もなかった。父が送ってきたのは、振込明細の写真1枚だけで、備考には来年度の治療費と書かれていた。絵凪からのメッセージが一番遅かった。【お姉ちゃん、今日、自分でレッスンの申込書を仕上げたよ。既往歴は先生に確認してもらったの。誕生日おめでとう】私は3人それぞれに【了解】とだけ返した。これが今の私が許せる距離感だった。2週間後、私は児
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