まず、単なる「古さ」「難易度の高さ」「当時の作風」だけをもってクソゲー扱いするのは短絡的だ。古いゲームはハードの制約や当時の開発事情に縛られていることが多く、それが特有の魅力や独自のプレイ感につながることもある。けれど、本当に“クソゲー”と呼ぶに足る状況というのも存在する。例えば、プレイを続けられないほどバグが多くて進行不能になる、操作レスポンスが著しく悪くて意図したプレイが成立しない、ルールが不明瞭で失敗の原因が完全にプレイヤーのせいにされるような設計だった場合は、批判されるべきだと思っている。具体例を出すと、業界の教訓として語られることの多い『E.T. the Extra-Terrestrial』や、操作性のせいで理不尽に感じられる『Dr. Jekyll and Mr. Hyde』のようなタイトルは、単に懐かしむ対象だけで済ませられない欠陥がある。