「分かんないよ」というフレーズがタイトルに含まれる作品は、意外と探すのが難しいかもしれません。日本のメディアでは、このような日常的な言葉をそのままタイトルに使うケースは少ない印象があります。
ただし、海外作品では『The Perks of Being a Wallflower』(邦題『サイダーハウス・ルール』)の主人公のセリフに近いニュアンスを感じます。主人公が社会に適応できないもどかしさを『I don't know』と繰り返すシーンは印象的でした。日本のライトノベルだと『僕は友達が少ない』の主人公の孤独感も、この言葉に通じるものを感じますね。
直接のタイトルではありませんが、『涼宮ハルヒの憂鬱』の長門有希の無表情なセリフ回しや、『化物語』の戦場ヶ原ひたぎの『しらない』連発も、このテーマと精神的な親和性があるかもしれません。