英語で『表裏一体』を表現する場合、『two sides of the same coin』というフレーズがよく使われます。これは文字通り、一つのコインの表と裏のように、一見対立しているように見えるものが実は不可分に結びついているというニュアンスを伝えます。
例えば『ジキルとハイド』のような二重人格を扱う物語では、善と悪がまさにこの関係で描かれます。表面的には正反対の性質ですが、根底では同じ人間の内面から生まれたもの。この表現の面白いところは、どちらか一方だけを取り除くことができないという含みがあることです。
日常会話でも『love and hate are two sides of the same coin』といった使い方をします。強い感情は往々にして表裏一体であるという、人間心理の深い洞察を簡潔に表現できる便利な言い回しです。