収集熱が高じると、見た目だけでなく由来や流通量も気になるようになった。僕が最初に手を出すべきだと薦めたいのは、やはり精巧に作られたスケールフィギュアだ。表情の作り込み、プロポーション、塗装のグラデーションはコレクションの“核”になりやすい。特に展示スペースを確保できるなら、高さや奥行きのある1/7〜1/8スケールは見栄えがする。
加えて、公式のアートブックや複製原画は作品理解を深める意味で価値が高い。キャラクターデザインのラフや背景設定が載っていることが多く、希少版は将来的にプレミアがつくこともある。状態管理(帯や折れ、カバーの有無)に気をつければ、投資的にも満足感が高い。
最後に、限定版の
箱や証明書が付いたアイテムを優先すると安心感がある。コレクターとしては眺める楽しさと保存性のバランスを考えるのが肝心で、そうした基準で選べば長く愛せるコレクションになるはずだ。