サハギンという名前は、フィリピンやマレーシアの伝承に登場する半
魚人型の生物『サハギン(Sahagin)』から取られたと言われています。この名前を初めて聞いたとき、どこか異世界的な響きに引き込まれた記憶があります。
デザインコンセプトについては、水棲生物と人間の特徴を融合させたモンスターとして生み出されました。
鱗に覆われた肌、鋭い爪、そして常に湿り気を帯びた外見は、深海の暗闇に潜む不気味さを感じさせます。特に目が左右に離れている点や、頬に鰓のような模様があるなど、細部まで魚類の要素が散りばめられています。
ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズでは、水中エリアの敵として頻繁に登場し、プレイヤーに強い印象を残しました。緑色の肌が定番ですが、作品によっては青や紫色のバリエーションも存在し、それぞれの世界観に合わせてアレンジが加えられています。
武器として三叉戟を使う姿は、まるで伝説のトリトンのようです。
興味深いのは、サハギンが単なるモンスターではなく、独自の社会構造や言語を持つ種族として描かれることもある点です。『ファイナルファンタジーXI』では、部族ごとに異なる文化を持ち、プレイヤーと敵対したり協力したりする複雑な存在として登場しました。こうした深みのある設定が、彼らをより魅力的な存在にしているのでしょう。