ディナ英語と普通の英会話の違いを考える時、まず思い浮かぶのは『場面のフォーマル度』だ。
ディナ英語は、レストランでの注文や料理の説明、接客表現などに特化した分野で、『Would you like~?』や『How would you like your steak cooked?』といった定型表現が頻出する。一方、普通の英会話は友人同士の雑談からビジネスミーティングまで幅広く、『Hey, what’s up?』のような砕けた表現も当然のように登場する。
面白いのは、ディナ英語が『料理を媒介にした儀礼的なコミュニケーション』である点。例えばワインの説明では『This Cabernet Sauvignon has notes of blackberry』といった専門用語が飛び交うが、普通の英会話でそんな言い回しを使ったら『え、今日どうしたの?』と心配されるだろう。