アニメーションの表現力はルナリアの世界観を別の角度で輝かせた。小説では文字でしか伝えられなかった魔法の美しさが、アニメでは色彩と動きで爆発的に表現されている。特に『月の庭』のシーンは原作ファンでも唸る完成度だった。
ただし、サブキャラのエピソードが大幅にカットされたのは
残念。小説では各巻ごとにスポットライトが当たっていた町の人々のエピソードが、アニメでは主人公視点に集中した構成に。オリジナル展開として追加された学生会のエピソードは好評だったが、物語のバランスという点では原作とかなり異なる味わいになっている。