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大菊栽培で意外に見落としがちなのが土づくりです。赤玉土7割に腐葉土3割を混ぜた基本配合に、苦土石灰を少量加えてpH調整すると良いでしょう。鉢植えなら8号以上の大きさがおすすめで、地植えの場合は水はけ改善のために盛り土をすると安心です。
病害虫対策では、アブラムシやハダニが発生しやすいので、定期的に葉の裏までチェックしてください。自然派なら牛乳スプレーが効果的です。花が咲き始めたら雨に当てないよう軒下に移動させるなど、最後の一手間で見栄えが大きく変わります。
初心者におすすめなのは「スプレー菊」と呼ばれるタイプの大菊です。1本から多数の花が咲くので華やかさがありながら、比較的管理が簡単。水切れにさえ注意すれば、9月から11月にかけて長く楽しめます。
花がら摘みをこまめに行うことで次々と新しい蕾が開花します。切り花としても優秀で、水揚げが良いのが特徴。花瓶で2週間以上持つこともあるので、育て甲斐があります。
育てる楽しみが詰まった大菊ですが、まずは苗選びが大切です。園芸店で茎が太く節の詰まった健康な苗を選びましょう。
植え付け時期は春が最適で、日当たりと風通しの良い場所を選んでください。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと、特に夏場は朝夕の涼しい時間帯に与えるのがコツです。肥料は月に1回程度、緩効性のものを株元にまいてください。
摘心を忘れずに!5月から6月にかけて先端を摘むことで脇芽が伸び、花数を増やすことができます。支柱立ても早めに行い、倒伏防止を心がけましょう。
大菊の魅力は何と言ってもその豪華さ!同じ品種でも育て方で姿が大きく変わります。特に重要なのが「止め肥」のタイミングで、8月下旬から9月上旬にリン酸多めの肥料を与えると花付きが良くなります。
冬越しの準備も簡単で、花後に地際から10cmほど残して切り戻し、腐葉土でマルチングしておけば翌年も楽しめます。2年目以降は株分けで増やす楽しみも。毎年同じものを育てながら、少しずつ技術を上げていく過程がたまらなく面白いですよ。
大菊栽培で失敗しないコツは「観察」です。葉の色が薄くなっていたら肥料不足、下葉が黄色くなっていたら水の与えすぎかもしれません。
夏の猛暑日は半日陰に移動させるなどの臨機応変な対応が大切。記録をつけると上達が早く、例えば「5月10日に摘心」「7月に○○肥料を施用」などとメモしておくと、翌年の参考になります。最初は2~3株から始めて、慣れてきたら種類を増やすのが成功の秘訣です。