英語で『杞憂に終わる』を表現するなら、『Much ado about nothing』がピッタリくる気がする。シェイクスピアの同名戯曲から来ているこのフレーズは、大騒ぎした割に大したことがなかった状況をうまく表現している。
実際に海外のフォーラムでも、心配していたトラブルが発生しなかった時によく使われているのを見かける。例えば『All that preparation, and it turned out to be much ado about nothing』なんて言い回しは、準備はしたけど結局何も起きなかった時の脱力感まで伝わってくる。
日本語の『杞憂』が持つ『必要のない心配』というニュアンスを、文化的背景の異なる英語圏の人々にも理解しやすい形で伝えられる便利な表現だ。