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『ベルセルク』のグリフィスを見ていると、野望が人格を蝕む様子が痛いほど伝わってくる。もともと高い理想を持っていた人物が、自分の夢を叶えるためなら手段を選ばなくなる過程は、ある種の悲劇性を帯びている。
大切なものを全て犠牲にした彼の選択は、『代償』という観点から考えると深みがある。何かを成し遂げるために払う犠牲が大きすぎるとき、人はなぜか後戻りできなくなる。その心理的な転換点が、道を外れる決定的な瞬間なのだ。
『コードギアス』のルルーシュは複雑だ。妹のためという大義名分がありながら、次第に戦術が過激化していく。ここで興味深いのは、『正しい目的のための悪』という考え方。
彼の場合、最初から完全な悪人ではなく、状況に引きずられる形で倫理観が変質していく。戦争という極限状態では、普通なら考えられないことも『必要悪』として正当化されてしまう。この作品が示しているのは、環境が人格形成に与える圧倒的な影響力だろう。
『鋼の錬金術師』の父親は、不老不死を求めた結果道を外れる。このケースで注目すべきは『執着』の危険性。一つの目標に全てを捧げすぎると、他の価値観が見えなくなってしまう。
彼の場合、家族愛という本来の大切なものを見失った点に悲劇がある。どんなに崇高な目的でも、手段を誤れば全てが台無しになるという教訓がここにある。
『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドーは生い立ちからして異質だ。貧困と虐待の中で育った彼には、最初から社会に対する憎悪があった。ここで重要なのは、『原体験』が人格形成に与える影響。
幼少期のトラウマが歪んだ価値観を生み、他人を傷つけることにためらいがなくなっていく。悪役としての彼の魅力は、どこまで行っても『人間らしさ』を完全には失わないところにある。
悪の道を歩む主人公の心理を考える時、『DEATH NOTE』の夜神月のケースが興味深い。当初は正義感から犯罪者を裁いていたのに、次第に自分が神だと錯覚する過程は、権力の腐敗を描いた典型だ。
彼の場合、最初のきっかけはノートの力という『手段』の存在。普通の人間が絶対的な力を手にした時、自己正当化のメカニズムが働き、少しずつ倫理観がゆがんでいく。善悪の境界線が曖昧になる瞬間、人はなぜか『特別な存在』だと信じ込みたくなる。