まず声でカウントを刻む方法を使うと、子どもや初心者にも入りやすい。私がよく使うのは「1・2・3・タッ」というリズムの掛け声で、これを繰り返しながら身体に感覚を染み込ませるやり方だ。
基礎ステップはシンプルに保つ。右へ大きく踏んで、左を右の後ろに引く、右で体重を戻して左を軽くタップ。これを左右反転して8拍で一周する動きが基本で、最初は動きの大きさを小さめにしておくと失敗が減る。私は生徒の視線を見ながら、タイミングが狂っている人にだけ短く声をかけて直すようにしている。
最後に、小さな変化を一つだけ入れて締めると全体が引き締まる。たとえば回るときに半回転を加えるバリエーションや、タップの代わりに軽くジャンプするバリエーションを提示して、練習のモチベーションを保つ。こうして段階を踏めば、誰でも
マイムマイムの基本を楽しく身につけられると思う。