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婚約者に裏切られ、親友にも裏切られた私が後に掴んだ幸せは…

婚約者に裏切られ、親友にも裏切られた私が後に掴んだ幸せは…

菜月(ほったなつき)28歳と、婚約者の中嶋卓人(なかじまたくと)28歳は、同じ会社の同期で、交際3年が過ぎた。1年前に卓人からプロポーズされ同棲中。親への挨拶も済ませて、来月挙式披露宴を行なう。 結婚間近なのに、どうも卓人に違和感を感じている菜月。片時もスマホを離さない。たまたま見てしまったスマホ画面に、怪しいメッセージのやり取り!デートの約束をしているようなので、1人では怖くて大学時代の友達、美緒(みお)に相談。そして、目撃してしまった浮気相手。 その後、美緒に紹介された美緒の会社の上司が社長だと知り驚く。その社長、久慈陸人(くじりくと)さんに助けられ、卓人とは婚約破棄。そして、陸人さんと恋に落ちてしまい、どん底からの大逆転劇へと発展する。
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愛を尽くした、その果てに

愛を尽くした、その果てに

「みのり……ずっと愛しているよ」 深夜の寝室、佐原景斗はベッドの上で抑えきれない呻き声を漏らしていた。 絶頂に達しかけたその刹那―― 枕元に置いたスマホが不意に振動し始めた。 普段の彼なら無視するはずだった。 だが、画面が灯り、表示された名前を見た瞬間、景斗の動きは止まった。 橘みのりは、荒い息を整えながら、その様子を黙って見つめていた。 「……もしもし?」 静まり返った夜気の中で、電話の向こうから男の声が響いた。 「景斗!詩織のこと、覚えてるか?!」 景斗は低く声を抑え、アラビア語で遮った。 「声を抑えろ、今は都合が悪い」 相手もすぐにアラビア語に切り替えたが、声は依然として大きいままだった。 「病院の診断が出た!詩織は末期がんだそうだ!余命一ヶ月だって!彼女は死ぬ前にお前と一緒にいたいと言っている。それが彼女の最後の願いなんだ!」 その瞬間、景斗の顔色が一変した。 「……何だと!?すぐ行く!」 電話を切ると、景斗は振り返りもせずに言った。 「みのり、急用ができた。家で待っててくれ。すぐ戻る」 彼女が答える間もなく、彼は身を起こし、シャワーを浴びて服を着替え、玄関のドアを閉めて去っていった。 部屋には再び静寂が落ちた。 振動音が響き、みのりのスマホ画面が明るく光った。 そこには沢木詩織からのメッセージが表示されていた。 【橘みのり、あなたの負けよ。言ったでしょ?景斗は私のものだって】 その上には、三日前に届いたメッセージがあった。 【もし私が癌になったら、彼はどうすると思う?あなたを捨てて、私のもとへ来るに違いないわ】 みのりはゆっくりとスマホを伏せ、開け放たれた寝室の扉を見つめた。 景斗は知らなかった。 彼女がとっくにアラビア語を習得し、さっきの通話内容をすべて理解していたことを。 静かな沈黙の中で、みのりはうっすらと苦笑を浮かべた。 「そうね……私の負けよ……」 そう呟く声は、夜の静寂の中に消えていった。
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壊れた愛を捨てて、光へ向かう

壊れた愛を捨てて、光へ向かう

舅が若者の生活を体験したいと言うので、俺は舅を連れて、妻が開業したばかりの高級バーへと軽く飲みに行った。 ところが、舅のためにカクテルを注文したばかりで、向かいのボックス席の男がグラスを手にこちらへ歩いて来た。 男は俺たちのテーブルに置かれたドリンクメニューに目を走らせ、侮蔑を含んだ笑みを浮かべた。 「五百円の酒しか頼まないのか? そんなケチな奴、年寄りを連れてバーに来るな。 貧乏人はスラム街で大人しくしていればいい。こんな高級な場所は、お前らの来る場所じゃない」 俺は怒りを抑えながら立ち上がった。 「自分の金で飲んでいるんだ。お前に関係ないだろ」 すると男は突然いきり立ち、テーブルにあった飲み残しのビール瓶をつかみ上げ、俺の頭めがけて振り下ろした。 「俺の恋人はこのバーのオーナーなんだぞ。お前を殴り殺したとしても賠償できる! 貧乏人、俺の靴にこぼれた酒を舐め取るか、ここから出て行くか、どっちかにしろ。邪魔なんだよ」 俺は顔についた酒を拭い、怒りで全身が震えた。そのまま振り返り、ライブ配信を開始し、フォロワーたちに向かって言った。 「皆さん見逃さないでください。今から不倫の証拠を押さえます。妻のもう一つの家を調査しましょう」
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愛の操り人形にはならない──自らの死体で結婚式に臨んだ私

愛の操り人形にはならない──自らの死体で結婚式に臨んだ私

車椅子を操りながら、私はウィルスが開いてくれた誕生日パーティーの会場に入った。さっきまで賑やかだったホールは、私の登場と共に一瞬の静寂に包まれた。 ここに集まった人々は、それぞれ違う思惑を抱えて来ており、私の誕生日を祝うためではない。 「これがウィルス社長の、車椅子の婚約者ジョウイっていう人か?」 「そうそう。でもウィルス社長の本命はアンナさんだって。さっき隅っこでキスしてたのを見たよ」 彼女たちはワイングラスで口元を隠しながら、遠慮なく噂話をしていた。私が今もまだ歩けず、耳も聞こえないと思っているようだ。 でも、彼女たちは知らない。実は先週、私は聴力を取り戻していたことを。今、この場で交わされる嘲笑や侮辱のすべてが、私の耳にはっきりと届いていた。 そして、私の婚約者であるウィルスも、すぐそばにいるのに、誰一人として止めようとしなかった。 彼はもう忘れてしまったのだろうか。私がこんな姿になったのは、彼を守るためだったということをーー。交通事故の瞬間、私は咄嗟に彼を突き飛ばし、自分が車にひかれてしまったのだ。 あのとき、瀕死の私を救い出したウィルスは、涙ながらに「一生君を守る」と誓った。 でも、たった三年で、その誓いはすっかり消えてしまった。 スマホに通知が届く。 【ジョウイ様、1:1で再現された遺体モデルが完成しました。ご返信いただき次第、仮死サービスを即時開始いたします。五日後、ウィルス様との挙式会場へお届けいたします】 私は迷わず確認のボタンを押した。 ウィルスーー。ご結婚、おめでとう。
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私を忘れないで

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タイトル: 忘れないで ラファエルに捨てられたリラは、傷心でバーへ。しかし、それは実の姉カサンドラの罠だった。姉はリラに薬を盛り、彼女を売り飛ばそうとしたのだ。 意識もうろうのリラは、見知らぬ男と 夜を共にし、朝、慌てて100ユ ロと「値段以下の女」というメモを残して去る。 その男は大企業のCEOアレクサンドル。彼は彼女を探すが、事故に遭い記憶を失う。 2ヶ月後、回復した彼が向かった先にいたのは、妹の身分を騙ったカサンドラだった。彼女は自らを“謎の恋人”だと偽る。 しかし、嘘には必ず代償が伴う。
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男聖女は痛みを受け付けたくない

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30代の疲れ気味なサラリーマン・山下遥は、乙女ゲームの世界に聖女として召喚される。だが、男の聖女に興味を持つ者はおらず、彼を選んだのは戦闘狂の騎士・コナリーだけだった。契約によって彼の痛みを肩代わりする遥は、コナリーの容赦ない戦いに巻き込まれ、激痛に転がりながら必死に支える。 やがて訪れる魔王討伐。遥のゲーム知識によって勝利を収めるが、その功績は王子に奪われて…
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我慢の限界です。喜んで国外追放されましょう!

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侍従であるマイケル=コロン視点と侯爵家長女であるアンリーヌ=ラドの二つの視点で書いています。マイケルの方は仕える主人がワガママ王子、アンリーヌは義妹がワガママ放題。一応アンリーヌはワガママ王子の婚約者です。 アンリーヌは王子に国外追放を言い渡されるのですが、それを喜んで承諾。二人の国外での生活はどうなる事やら?
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失われた恋と彼女

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出張から一日早く帰宅し、私はクローゼットに隠れて藤堂誠を驚かせようとした。 夕方七時、彼は家政婦に料理四品とスープを作らせ、自分は食事中だと、メッセージで私に告げた。 夜九時、彼は嗄れた声で、風呂に入り新しいシーツに替えたからきっと気に入るだろうと言った。 私は信じなかった。クローゼットの中で三時間、彼と清水彩葉がベッドで睦み合う声を聞いていたからだ。 清水彩葉は、彼が深く愛する幼馴染だ。 自嘲気味に視線を落とし、躊躇なくスマホのウェブページを開いた。 「清水さん、偽装死サービスのご予約が完了しました。 死亡時間:一週間後。 死亡場所:結婚式場の世紀ビル屋上。 死因:飛び降り自殺」 ......
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憧れに手を伸ばせ

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 街頭ビジョンに映るVTuber達に憧れた一人の少女がいた。お世辞にも良いとは言えない彼女の家庭環境では憧れに手を伸ばすことすら叶わない。  しかし、それは彼女が諦める理由にはならない。家を出て就職し、プライベート全てを憧れに近付くための自己鍛錬に費やした。 いくら彼女に才があろうと努力をしようと両親から逃げ続けている以上は表舞台には上がれないし、憧れ続けたVTuberにもなれない。彼女は最期までVTuberにはなれず、来世を夢見て死んでいった。  これは、そんな彼女の来世が舞台のシンデレラストーリー。 ※#〇.5の回は本編に直接的には関わりません。でも、読むとキャラ達のいる世界のことをもっと知れます。
ラノベ
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壊しに行ったパーティーの主役は俺だった

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ある日、母の手違いで「幸せな家族」っていうライングループに招待されちゃった。 グループのメンバーは三人だけ。母と父、それから「いつき」っていう名前の見知らぬ男の子。 両親はその子の誕生日パーティーの準備ですごく盛り上がってた。でも本当は、明日は俺の誕生日なんだ。もう10年も、ずっと忘れられてる日。 母は言った。【会場はとびきり華やかにして、彼を本当の王子様にしてあげるの】 【お金はいくらでも出すよ。ただ、竜也(たつや)には知られないようにね。うるさいから】父も言った。 俺は黙ってそのやり取りをスクショした。いつか、全部ぶちまけてやろうって思った。 その時、優等生の妹・千葉千佳(ちば ちか)から個人メッセージが届いた。送られてきたのは、母とのやり取りのスクショだった。 【母さん、お兄ちゃんのサプライズ誕生日パーティー、準備はもう終わった?お兄ちゃんを騙すのはこれが最後だって、私と約束したよね】
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