幽霊が見えるからって慣れてるわけじゃない!!
「その能力を人に役立てられると信じています」
母から言われた最後の言葉、それがいつまでも心に残っていた。
普通の高校生である『藤堂真司』は、幼い頃から人には見えないモノ[幽霊]が見えていた。
しかしそれらの事を誰かに言った事はない。だからこそ真司は、出来る限り『普通』であり続けようと静かに暮らしていく。
しかし平穏な暮らしは突然崩れる。数少ない理解者だった最愛の母が突然亡くなってしまった。最期を迎える直前に真司へ最後のメッセージを胸に刻みつけ、成長していく真司だが、出会う[幽霊]との関りが少しずつ変化をもたらしていく。
霊感を持ってしまった少年のドタバタ青春ラブコメディ。