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陽さんΣ(oДo;;)2

Author: 相沢蒼依
last update publish date: 2026-02-02 06:09:09

「これは夢だ。そうに違いない。寝たらもとの姿に戻って――」

呟きながら頬をつねってみる。摘まんだ感触から捻りあげる痛みまで、しっかり感じることができた。

(あ~そういえば、登場人物が入れ替わりするアニメや映画があったな。なぜだか前前前世的な曲が頭に流れるのはしょうがないとして、トラックに轢かれてもとに戻るという手は、危ないから絶対にできない)

腕を組んで知ってるアニメを思い出しながら、戻る方法を考えてみた。しかし次の瞬間には違う内容が、宮本の脳裏を駆け巡る。

普段の自分なら、顎に手を当てて考えようが腕を組もうが、どんなポーズをとっても様にならない。だが、今の姿は橋本なのである。きっと、ものすごく格好いいだろう。

静かにベッドを抜け出し、床に落ちている下着を手に取りかけてハッとした。

「危ない危ない。これは俺ので、あっちは陽さんの」

橋本の下着をきちんと着用し、棚に置いてある手鏡を取りに行った。足の長さが違うせいでバランスをとるのが難しく、トランクスを履くだけで一苦労するとは思わなかった。

手鏡を顔の前に掲げて、ドキドキしながら覗き込む。

「陽さんだ、陽さんがいる!」

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