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#2

مؤلف: 七賀ごふん
last update آخر تحديث: 2025-09-27 18:26:14

さらっと、かなり困ることを言われた。

「もう絶対しない! 気持ち悪いし」

猛反発すると、継美は笑いながら襟元を正した。

「一架はやっぱメガネかけてない方がいいな」

「……っ」

本当に、この人は何がしたいんだろう。

俺のカラダ目当て? いや、そこまでは腐ってないと信じたい。

かといって俺に気があるなんて可能性はもっとないな。ってことは俺に怨みがある……?

それなら納得がいく。

俺のことが好きではない、キス魔でもないっていうなら……答えは簡単に導き出せる。

「継美さんて、もしかして俺に嫉妬してるの?」

「うん?」

意味が分からなそうに眉を寄せる彼を一旦スルーし、ドアの鍵をかけた。今さら過ぎるが、こんなディープな話を誰かに聞かれたらまずい。

「ここに来れば好きなだけ男子高校生を食えると思ったんだろ。ところがクラスの皆はイケメンすぎる俺がいることで継美さんにいつまでも靡かない可能性がある。だから邪魔な俺に排除しようとしてるとか」

「は~……。その想像力をもっと役立つことに使えたらいいのにな」

継美は可哀想な人を見る目で一架を一瞥した。しかし気に留めた様子もなく、一架の横を通り過ぎてドアへ向か
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  • Dress Circle   後日談 〜2〜

    「柊先輩って悩みとかないんですか?」「うん?」いつもと変わらない夕刻、隣で動物の動画を見ている彼に問い掛けた。柚と柊は互いの顔を見合わせる。柚はドーナツ型のクッションを抱き締めて、寝転がった。今日も学校帰りに柊の家に邪魔して、二人で過ごしている。それが習慣化してる為、下手したら自分の家よりもリラックスしている。先輩の匂いに包まれてると安心するんだよな……。「悩み~? 今は、特にないけど」「嫌なことも? 柊先輩って本当にすごいですね。人の悪口言ってるのも聞いたことない」「はは、そんなことないよ? それに嫌なことならある。柚に会えないときは、すごい嫌」先輩は俺からクッションを奪い取り、意味ありげに笑った。先輩はフローリングの上に座り、後ろのベットに背中を預けている。でも俺の背に手を回し、わずかに抱き起こした。それだけなのに、何だか嬉しくて震えそうだった。「お前はどう? 俺に会えなくても意外と平気?」「へ、平気じゃありません。俺だって柊先輩がいなきゃ嫌だ……ていうか、もう生きてけません」俺の世界を変えたのは、他でもない柊先輩だ。彼がいない毎日なんて考えられないし、考えたくない。叶うことならいつも一緒にいたい。でもそれは無理だから、こうして過ごせる一瞬を大切にしたいんだ。「わ!?」照れくさいのを我慢してると、突然押し倒されてしまった。ちょっと不安になる。でも先輩の顔が迫ったとき、思わず目を瞑ってしまった。……キス、される気がする。「おーい、柚? 目開けろよ、キスしちゃうぞ」「えっ」どきっとしてすぐに目を見開く。すると先輩は可笑しそうに首を傾げた。「お前ってほんと素直だなー。やっぱりキスするわ」弾んだ笑い声が聞こえた後、頬に優しい口付けが落とされた。それもビクっとしてしまい、恥ずかしい気持ちになる。もう何回もキスしてもらってるのに、未だに慣れない。先輩の視線、手の動き、どれも意識して過剰に反応してしまう。ウブな奴だと思われてしまう。実際はそんなことないのに。「お前、俺に従順すぎるよ。嫌なことは嫌って言っていいんだからな。何でも話せて、我儘も言える。それが恋人だから」柊先輩は俺に馬乗りになって、シャツの中に手を入れてきた。「例えば、こういうこと。気が乗らない時はきっぱり断っていいんだぞ? 断ったら嫌われるかもー、とか思

  • Dress Circle   後日談【継美と一架】

    崔本一架、十七歳。ここ最近のことを振り返る。たった一年の間に本当に色々あったからだ。もはや色々ありすぎてあまり覚えてない。きっと皆も同じ気持ちだと思う。男の担任教師と付き合ったり、男の後輩と男の幼なじみがくっついたり、世の中怖いことだらけだ。ただそういう世界に産み落とされてしまった以上嘆いても仕方ないから、目の前のアイスティーを一気に飲み干した。「俺は比較的まともな感性を持って生まれたけど、変態ばかりいたら性犯罪は増えてく一方だよね。警察はもっと取り締まった方がいいよ。ほんと恐ろしいね、継美さん」「そうだな。俺もお前みたいな奴が溢れかえったらこの世は終わりだと思うよ」最近できた恋人兼恩師、継美さんは笑顔で答える。今は久しぶりのデートで、仲良く彼と食事をしている。人目を気にしながらディープな会話をするのはもう慣れた。「一架、視姦趣味は完璧にやめることできた?」「もちろん、マニアックな趣味からは完全に足を洗ったよ。視姦が俺を求めることはあっても俺が視姦を求めることはないから安心して」「良かった。じゃあもし視姦趣味の奴が目の前にいたら止めようと思うか?」「いや、人の趣味を奪う権利は誰にもないから俺は止めない。もし誘われたら誠意をもってお受けするのがマナーだと思ってるよ」「はぁ……視姦もそうだし、お前のナルシストはいつ治るんだろうなぁ。まぁまだいいけど、社会人になる前には治す努力をしろよ」「うん! でも大丈夫、何も問題ないよ」「問題あるから言ってるんだよ」食事を終えてレストランを出た。街は人工の光で彩られ、夜の闇を感じさせない。人の数だけ輝きを増していくようだ。「継美さん、あと最低でも一万回はデートしようね」「ほー……三十年毎日デートすれば可能かな。でもお前だって大学行ったら忙しくなるし、就職したらもっと時間がなくなる。大変だぞ」人気のない並木道へ着いて、彼は振り返った。背後で、七色の光が幾重にも浮かんでいる。「時間は有限だからな。好きな人と同じぐらい大切にしなきゃいけない。わかるだろ?」「ん……っ」道の真ん中で、二人で立ち止まる。継美さんの問い掛けには反応できなかった。それよりも先に、唇を優しく塞がれてしまったから。柔らかいけど、硬い。硬いけど柔らかい。どう形容したらいいんだ……。「どうした。キスしてやったのに微妙な顔

  • Dress Circle   #2

    そうは言っても、子どもみたいに泣きじゃくる柚を見るとため息しか出てこない。本当にしょうがない奴だ。最後まで。柊とアイコンタクトした後、柚のことを強く抱き締めた。「分かったから泣くな。初めて、俺から抱いてやってんだから」普通に恥ずかしかったけど、柊がうんうん頷いてるから我慢する。とりあえずこいつを泣き止ませないことには帰れない。柚には散々振り回されたし、本気で忘れたい思い出ばかりだ。それでも、「会わなきゃよかった」とは思わない。多分俺達は目に見えない腐れ縁で繋がっている。似たもの同士に違いない。柚の頭をぐしゃぐしゃ撫でて瞼を伏せた。「いいか、これからは俺を見習って真っ当な人間になれ。後どんなに辛くても人前で泣くな。満員電車で痴漢扱いされた時以外、男は泣いちゃいけないんだよ」「そういうときこそ泣いちゃいけない気がするけどな……」後ろで柊が何か言ってるけど、聞こえない。ハンカチで柚の目元を強引に拭いた。「じゃあな。基本、柊の言うことを聞いて、プロテイン摂取して、夜道に気をつけて。……危ない真似はすんなよ」「……はい」ようやく泣き止んだことを確認して、もう一度彼の頭を撫でた。「崔本ー、これから打ち上げ行くだろ?」「あ、うん」他の友人から声を掛けられ、慌てて返事する。柊と柚を振り返ると、彼らは笑って頷いた。「行ってらっしゃい、一架先輩」「一架、ちょくちょく生存報告しろよ!」不思議なことに、笑顔は本当に人を安心させる。……前に進む勇気をもらえる。だから俺も、笑って二人に手を振った。「サンキュ。またな!」きっと想像もつかないようなことが、これからも待ち受けている。理不尽なこともたくさんあるけど、弱音を吐きたくなったら今までのことを思い出そう。楽しかったことも悲しかったことも、それを越えて生きてきたんだから……きっと自信に繋がって、勇気が出る。「はー、嫌だけどもうお開きか。崔本も気をつけて帰れよ」「うん。じゃ、みんな元気でね」クラスの打ち上げを終え、カラオケを出た。名残惜しくはあるものの、真っ暗な空は一日の終わりを告げるようでソワソワする。と同時にワクワクする。スマホで時間を確認して、ため息を飲み込んだ。もう少し、もう少し……。友人達と別れた後、不安を振り切るように軽く走った。忘れたいことがある。忘れたくないことがある

  • Dress Circle   #1

    卒業生の入場、校長先生の挨拶、卒業証書授与。全てリハーサル通り、順調に進んでいく。エスカレーターにでも乗ってるかのように。体育館の大きな丸時計を眺めながら、式の終了予定時刻ばかり考えていた。中には泣いてる生徒もいた。なのに終わる時間ばかり考えてる自分はかなり冷めてるというか、薄情かもしれない。でもとんとん拍子で進み過ぎて悲しむ間もない。自分が今いる場所すら不確かで、ボロボロの吊り橋の上にいる感覚だ。舞台の端で並んでいる先生達を一瞥すると、真剣な顔で佇む継美さんがいた。気付かないかと思ったけど、ふと目が合う。すると彼は片目を瞑って顎を引いた。多分、式に集中しろと言ってるんだろう。真面目にやるか。彼の注意を受け、そのあとは舞台から目を離さなかった。冷たいパイプ椅子に深く腰掛け、卒業生退場の合図がかかるまで……両手を強く握り締めた。「あぁー、卒業したくないよー!」「みんな、こいつ昨日はさっさと卒業したいって喚き散らしてたぞ! 信じるな!」教室で最後のホームルームを終えた。見送りに来ていた二年生はほとんど下校し、校門前に集まっているのは三年生とその保護者ばかり。それぞれ写真を撮り合い、別れの挨拶を交わしている。担任の先生には花束を渡して、俺も握手した。何かこれだけだと、本当に健全な高校生活を送っていたみたいだ。終わりよければ全てよし、有終の美を飾るという言葉がしっくりくる。「あれ、どうしたの。ボーッとして」「延岡!」まだ蕾の多い桜の木を眺めてると、延岡が笑顔でやってきた。彼は周りの友人から逃げてきたみたいだ。乱れた襟を直して隣に並ぶ。一年前とは別人のように元気になっている。それが内心嬉しかった。「卒業式となると崔本でも感傷に浸るんだな」「あったりまえだろ。俺は元々善良だし、今や誰もが認める秀才だからな。卒業生代表は、優しいから他の奴に譲ったんだよ」「視姦はやめてもナルシストは治らなかったか……」自信満々で答えたのに、延岡は心配そうに零していた。でも俺だって、彼には心配な点がいくつもある。「お前も大学行くんだよな。これからも、朝間さんと会うの?」「うん。心配ならたまーに連絡するよ。何か生存報告みたいだけど」彼は悪戯っぽく笑う。こっちとしてはあまり笑えないけど、明るくなった彼を見たら何も言えなかった。「崔本、元気でね」「あぁ

  • Dress Circle   明日の景色

    目線も随分変わったもんだ。小学生のときは中学生が怖かったし、中学生のときは高校生が立派な大人に見えた。でもいざ高校生になってみると、そうでもない。まだまだバカもやるし、社会のルールも理解してない。電車に乗って遠くへ行っても、仕事で必死に頭を下げても、大人になった実感は湧かないまま。“大人”になるって言うのはそういうことじゃないみたいだ。カレンダーをめくって、月日の流れを確認しても同じこと。歳をとってるのは確かなのに、おかしな話。恋人ができてもう一年。長かった高校生活も終わろうとしている。まだ冷える早朝、着信と同時に部屋のカーテンを開けた。『一架、忘れ物はないな? ちゃんと最後に確認して、寝癖がついてないか鏡でも確認するんだぞ』「はあい……」スマホを耳に当てながら、寝ぼけ眼で洗面所へ向かう。口をゆすぎ、爆発した髪の毛を手ぐしで直した。シャツを羽織ながら台所へ向かい、パンを焼く。ボーッとしながら朝のニュースを見て、父の声に耳を傾けていた。電話を無視するわけにもいかず、一応出たものの……先程から些細な注意ばかりでうんざりしている。『帰りが遅くなってもいいけど、戸締りは忘れないこと。それと、あと……』「父さん、今色々言われても頭に入んないよ。寝起きだもん」『仕方ないだろ、卒業式なんだから! 今日みっともない失敗をしたら十年後まで後悔するぞ!』「いいやしない。絶対忘れる」即答すると、電話の先からまた一段大きな声が聞こえた。鼓膜が破れそうだったからスマホを耳から離す。軽く謝った後、焼けたパンにジャムをぬって頬張った。確かに、今日だけは父からモーニングコールが掛かっても仕方ない。“高校生”として登校するのは今日が最後だからだ。いつもより少し早い登校時間。持っていくものを確認して、家の鍵を手に取った。余裕かまして寛いでいたら案外ギリギリなことに気づき、急いで玄関へ向かう。『……ごめんな。本当は見に行ってやりたかったけど、どうしても大事な仕事が入って』「いつものことじゃん。それより遅刻しそうだから切るよ!」『あ、あぁ……。気をつけて』靴を履いて、鏡の前に立つ。自分の制服姿もこれで見納めだ。……結局、父さんにもあまり見せられなかったな。「行ってきます。……これから大学の入学式もあるし、気にしなくていいから。じゃ、仕事頑張って」通話

  • Dress Circle   #5

    街灯が一斉に点いて辺りを照らす。夜が来た。急がないと。もう時間だ。一架は慌てて電車を降り、改札口を抜けた。待ち合わせの時間を過ぎている為、人混みを掻き分けて目的の店へ向かう。思いの外時間がかかってしまった。病院を出たあと、特に寄り道もしなかったのに……通り雨に降られたのもツイてなかった。「継美さん、ごめん! 待った?」「全然待ってないよ。……って、言っといた方が株が上がるかな」「ははは。ごめんて、俺も全力疾走はできないからさ」待ち合わせしていたレストラン、その窓際のテーブルで待っていた人物に両手を合わせる。今夜は予定の空いていた継美と食事の約束をしていた。「走らなくていい、むしろ走ったら怒るぞ。お前もまだ全快じゃないんだから」彼からメニュー表を受け取り、食べたい洋食を注文した。待ってる間に、学校では絶対できない話を切り出す。「うん、でも俺、意外と丈夫なんだよね。……それとさっき延岡に会ってきた。思ったより元気そうだったよ」「そうか……良かった。一ヶ月の休学をとったとしても、彼の出席日数なら進級も問題ないからな」継美はアイスティーを口にし、軽く肩を竦めた。「……とは言え、久しぶりの学校は色々不安だろう。戻ってきたら、ちょっと気にしてやれよ」「ああ。友達だからね」最後の一言はかなり小声で言った。ちょうど頼んだ料理が二人分きたから、食べる方を優先する。……ん?継美さんは中々料理に手を付けない。頬杖をついて、じっとこちらを見つめてる。何だ。何か食べづらいぞ。「どうしたの? ご飯冷めるよ?」「いや、ちょっと感動してるんだ。お前は度量だけはあるよな。自分のことより延岡の心配ばっかしてるんだから」「そりゃ、俺はもうピンピンしてるし」軽く返したけど、継美さんがしおらしい理由はわかっていた。「大丈夫だと思うよ……あの二人。もちろん、心配なところは心配だけどさ」「ふう。……だと良いな」朝間さんにされたことも、彼は全部知っている。それを許し、且つ平然と学校生活を楽しんでいる自分に感心しているんだろう。俺は俺で、単純に深く考えない性質なだけだ。だって死ぬわけじゃないし、何かあれば常にやり返してやるつもりでいる。「朝間さんは……相当お前に執着してたからな。まだしばらくは様子見しないといけないけど」継美さんは小さなため息をつく。彼の言

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