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Author: 美桜
last update publish date: 2026-04-16 11:16:43

「行こう」

准が理那人の方を見てそう言うと、彼も呆れたように2度頷き、有紗を促した。

「おいー!」

4人が自分に背を向けたのを見て、男は当然顔を怒らせて怒鳴りつけた。

「お前、何様だ!?偉そうにしやがってー」

そうして指を突きつけようとしたところ、サッと本田がその身体で彼らを遮った。

「申し訳ありません」

「なんだ、お前!?」

大勢の参加者の前で恥をかかされたと思った男が、本田の身体をドンッと押した。

だが彼はびくともせず、相変わらず男の前に立ち塞がっていた。

「そこをどけ!」

「無礼な振る舞いはやめてください」

「無礼だと!?」

「……」

本田はその大きな体躯を利用して、男にズイッと迫った。

「な…っ」

「社長は、あなたのお友達ではありません」

「っ…」

顔を寄せ、低い声で威圧するように囁くと、男は一瞬言葉を失い、目を泳がせた。

その顔には、目論見の外れた焦りが浮かんでいた。

男は、自分が准よりも年上であるというその一点を利用して強引に親しい態度をとることで、彼に自分を蔑ろにしないようにさせようとした。

准も世間体などを気にするならば、親しげにする年上に対して突き放すような態度は取
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