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69.恋に気づいた日②

مؤلف: Aica
last update تاريخ النشر: 2025-09-24 22:34:49

「だから今日は晩飯いらないから」

「了解です」

「ちょっと時間も何時に帰ってくるかわかんないから、オレ待ってなくていいからな」

「わかりました。あっ、じゃあ一つお願いがあるんですけど」

「ん? 何?」

「リビングのテレビに、持ってきたブルーレイのデッキ繋いでもいいですか!?」

「え? あっ、うん。全然好きにしてくれていいよ。そっか、うちそういうのないもんな」

「今日ルイルイのライブのブルーレイが発売されるんですけど、それ、このリビングの大画面で観たくて……!」

「あぁ、そういうことね(笑)  全然構わないよ」

「ありがとうございますー!! もうこんな大きいテレビで観れたら絶対臨場感ヤバくて絶対最高です!!」

「ハハッ。オレ今日は遅いからゆっくりリビングで楽しむといいよ。あっ、配線とかは大丈夫? オレやってこうか?」

「いえ! 多分繋げられると思うんで大丈夫です!」

「そっ?」

「はい!」

「オレ忙しくてゆっくりそういうの観れる時間もないからな。必要ないから置いてなくて悪いな」

「いえいえ! オタクは元々デッキは絶対必要不可欠なモノなので、そこは引っ越しの時に自分の持ってきたんでご心配
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  • おいしい契約恋愛   293.彼のために出来ること④

    「ええ。だから正直、神城とあんな記事出されるのは迷惑なのよ」「あっ、ですよね……」「と、いっても、神城をどうこう思ってるわけでもないわ。同じ被害者みたいなもんだし。彼がどういいう人間で、どういう人生を歩んできたのか、あたしは知ってるから、あんな記事実際は気にする必要もまったくないんだけど」「そうですよね。藤代さんは昔からの社長知ってますもんね……」「そうね。彼があーいう付き合い方してきたのも、それなりの理由があるのも知っているし、彼が抱えてることもわかってるから、正直あたしも彼があんな記事を書かれてすごく腹は立てているの」「藤代さんもなんですね……」そうなんだ。藤代さんもやっぱり同じように苛立ちを抱えているんだ。そっか、慧さんはそういう何かを抱えてるのも知ってるってことなんだな。羨ましいな。藤代さんの立場なら、慧さんの辛さとか抱えてるものとか強がってることとか、もっとわかってあげられたのかな。まだまだあたしはそこまで踏み込めない時もあるから、正直そこは少し寂しく思う。まだ慧さんは、そういう自分の弱さだったり、自分の過去を必要以上に話そうとはしてくれないから。だからと言って無理に聞き出そうとも思わないけど、でも何か抱えてるものがあるなら、あたしもそれを少しでも一緒に抱えたいし、わかってあげたいと思ってしまう。だけど、きっと今はまだ慧さんはあたしのことを思って、あたしが心配するような不安になるようなことは言葉にしないから。常にあたしが笑顔でいられるような、そんな場所と時間をいつも作ってくれているから。だから、そこは少しだけ寂しい、だなんて思ってしまうのは、少し贅沢な悩みなのかもしれないけど……。「あっ、ごめんなさい! 決してそういう意味で言ったんじゃないのよ!」すると、あたしが呟いた言葉に反応して、なぜか藤代さんが謝ってくる。「え? 何がですか?」あたしは何に対して謝られたのかわからず聞き返す。「決して昔の神城を知ってることをあなたに自慢したかったわけじゃないの」「あぁ~。なんだ。はい。わかってます」少し不安そうに話しかけてくる藤代さんが、少し可愛く思えて、笑いながらそう答える。「よかった。またやらかしたのかと思ったわ」「えっ? やらかしたって?」「今までのあなたへの態度。自分では気付かないうちに失礼な態度取ってたんじゃ

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    「ありがとうございます」『ん? 何が?』「電話、かけてきてくれて。慧さんの言葉を、声を、届けてくれて」だから、今あたしはその嬉しさを伝えるだけ。『オレが依那の声が聞きたくて、話したかったから』「嬉しいです。これで慧さん帰ってくるまで、また頑張れます」『オレも。依那と出会ってから、依那が当たり前にいてくれてたから。やっぱ長く離れるとオレも頑張れる力出ないみたい』「ホントですか?」『もちろん。依那がそばにいてくれて、メシ作ってくれて、ずっとオレを気にかけて支えてくれたことで、オレは日々頑張れてたんだなぁって、離れてまた初めて実感した』あたし自身が望んでしてくれることを、慧さんはそうやって感じてくれるなんて……。だけど、きっとそこには、あたしが慧さんを大好きで、その想いと共に存在してるのは確かだから。だから、あたしのその想いが、慧さんに届いてるのだとわかって、また嬉しくなる。「あたしの当たり前が、慧さんにとっての当たり前になってくれて嬉しいです」『そうだな。オレにとって依那はもう当たり前にいる存在だから。だからこそ、オレにとって、それだけ依那が大切な存在なんだってことだからわかっておいて』「はい」きっとその当たり前はマイナスの意味じゃなく、プラスの意味なんだと慧さんは伝えてくれているように感じた。いつか当たり前は慣れて飽きてしまう時がくる。だけど、あたしも慧さんとは、その当たり前がそういう意味じゃなく、いて当たり前の幸せを、ずっと感じ合える関係でいたい。当たり前だからこそその幸せにまた幸せを感じられたり、もっとその幸せが増えたり、大切に感じたり、そういう当たり前を、あたしは慧さんと作っていきたい。だからこそ、慧さんに好きでいてもらえる努力はし続けなければいけないし、好きだというその気持ちを、ちゃんと慧さんに伝えていかなければいけない。「慧さん。大好きです」だから、遠く離れている時だからこそ、会えない日々が続くからこそ、この言葉を伝えよう。不安だとか、寂しいだとか、そういう気持ちも全部ひっくるめて、結局その気持ちが一番大事だから。『ん。オレも』自分の想いをなかなか言葉にしない慧さんが、ここまで伝えてくれるだけで十分。あたしのその想いに対して、そうやって返してくれるだけで、ちゃんと届いてるのだと感じられる。そして、その言葉

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  • おいしい契約恋愛   87.社長の初めての嫉妬!?③

    それから本村さんにいろいろ教わりながら料理を作り続けていると。ん……? なんか視線感じる……。「社長、どうしました……?」少し離れたテーブルから、ガッツリこっちを見てる社長に気付いて声をかける。「お前らさ。いつの間にそんなに仲良くなってた訳?」「いや……別に仲いいとかじゃなくて……」「どうした? 慧。今までオレが誰と仲良くしてようと、そんなん気にしたことなかっただろ」「っていうかさ。……お前ら、朝からなんかコソコソしてたよな?」「え!?!?」朝って……ちょっと待って。「朝……ってなんのこと?」本村さんがそれとなくわからないフリして社長に尋ねる。「お前ら朝早くから会議室

    last updateآخر تحديث : 2026-03-23
  • おいしい契約恋愛   79.意外な協力者②

    「ん? どした?」「い、いえ!!」きっとあたしの言動がいつもと違うこと、少なからず社長気付いてるんではなかろうか……。いや、でも普通にすることはやっぱ無理なんですよ……。っていうか、昨日のこと社長が知らなければ、あたしが挙動不審の理由もわからないはず。フフ。さぞかし、あたしの気味悪い挙動不審っぷりに疑問がるといい!あたしだけこんな悶々としてんのやっぱ不公平だ!それから社長に出来るだけ目をやらないようにして食べ進める。「あっ、今日。早いから」「え?」「仕事。普通に早めに終わりそうだから、夜ごはんも頼むな」「えっ!? うちで食べるんですか!?」「えっ、なんで? なんか都合

    last updateآخر تحديث : 2026-03-23
  • おいしい契約恋愛   89.社長の初めての嫉妬!?⑤

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    last updateآخر تحديث : 2026-03-23
  • おいしい契約恋愛   88.社長の初めての嫉妬!?④

    「ハハッ。そうですよね~。社長はあたしの保護者みたいなもんですし、そりゃ余計なことしちゃったりしたら社長としては隠れて社員預かってるんですもん。何かあったら大変ですもんね~」「いや……。ただオレは……」「はぁ~。慧……お前なぁ……。なんでそんな言い方しか出来ないかなぁ~」「あ? なんだよ」「……なら、慧大丈夫だよ」「は? 何がだよ柾弥」「オレもお前の親友として副社長として、彼女のことは心配だからさ。お前が忙しい時はオレが相談に乗るしオレが側にいるから」「は!? なんでお前までそういうことになんだよ」「別にオレも慧と同じこと言ってるだけだよ? 正直社長と社員が一緒に同居してると

    last updateآخر تحديث : 2026-03-23
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