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第460話

Author: ルーシー
その様子を見て、拓海も立ち上がった。

「綾乃さん、俺がやります。

洗い物は任せてください」

その熱心さに、綾乃は思わず笑みをこぼす。

「うちは使用人がいるから。

片づけは任せて大丈夫よ」

綾乃には、ここまで気を配れる男がそう悪い人間だとは思えなかった。

拓海は一瞬で顔を赤くし、すぐに次の手を打つ。

「じゃあ......床、拭きます」

綾乃はやさしく微笑み、振り返って玲奈に言った。

「玲奈、ちょっと彼を止めてあげて」

その様子を見ていた玲奈は、拓海が何を求めているのか分からずにいた。

彼が想っているのは沙羅のはずなのに、どうしてここまで自分の家で頭を下げて立ち回るのだろう。

理解できないまま、綾乃の言葉に続けて玲奈は言った。

「さっき言ってたよね。

午後は会社で会議があるって。

......もう行っていいよ。

外まで送るから」

拓海は、はっきりと「帰ってほしい」という合図を受け取った。

それでも、図々しく笑って返す。

「もう手配は済ませた。

俺がいなくても会議は回る。

今日は、玲奈が最優先だ」

そう言って、彼女に拒まれる隙を与えないよう、秋良
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Comments (2)
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中村 由美
お兄さん、新垣家から妹を守れるのは拓海だけだよ。 玲奈は何故クズ夫が好きになった? 昂輝は穏やかだけど、新垣家と完全決別しないと玲奈が迷惑かけちゃうと心配するからねぇ。
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美桜
昂輝の方が穏やかに暮らしていけそうなんだけど…。クズ共に対抗できるのは拓海なんだよなぁ…。どっちがいいんだろうね。
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