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3-2 一気に崩れる関係

Author: 青サバ
last update Petsa ng paglalathala: 2026-07-18 19:02:00

 人気の無い場所まで走ってきたところで、ようやく駿は足を止めた。

◆◆◆

 息が上がり、雨の湿った空気が肺に入り込む。

 しばらく口を開けなかった。

 先ほどまでの出来事があまりにも突然で、頭が追いついていない。

 黙っていても何も変わらないと思い、口を開く。

「俺があの時、もっと早く駆けつけてれば……」

 果奈の怯えた表情が脳裏から離れず、言葉が詰まる。

「怖い思いさせたくなかったのに、本当にごめん」

 果奈は小さく首を横に振った。

「私こそ、ごめんなさい。辛島先輩から告白を受けていたことを話さなくて……」

「何で果奈が謝るの?果奈は悪くないよ」

 とは言ったけど、少しショックだった。

 責めたい訳じゃない。

 怒っている訳でもない。

 だけど。

 相談してほしかった。

 
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