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第79話

مؤلف: 魚ちゃん
だが誠にとって、本当の地獄はこれからだった。

潤は、大輔がこの一件に介入しようとしているという報告を受け、部下に誠を一旦解放するよう、わざと指示を出していたのだ。

そして案の定、誠は大輔の屋敷へ向かったが、その後、担ぎ出されて放り出された。

そのすべてが、潤の思惑通りであった。

部下からの報告を聞きながら、潤はペンを握る指先が白くなるほど力を込めていた。そして次の瞬間、彼は立ち上がると、傍らにあったキャビネットを思い切り蹴りつけた。

社長室から、凄まじい音が響き渡った。

しかし、中で何が起こったのか、誰も知る由もなかった。

だが、明里が電話をしてきた時、潤の声はいつもと変わらない、冷ややかなものに戻っていた。

「会社にいるの?」と彼女は尋ねた。

潤は「ああ」とだけ答えた。

「そっちに行っても、大丈夫?」

潤の声に揺らぎはなかった。「問題ない」

「わかった」

そう言って電話を切ると、明里は車を会社の方へと走らせた。

彼女はすぐに到着し、ロビーに入ると勳の姿が目に入った。

勳は驚いた顔で駆け寄り、尋ねた。「どうなさったんですか?」

「潤に会いに来た」明里は軽
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