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第7話

Author: 一時
翌朝、スマホが震えた。

里帆からメッセージが届き、数枚の写真がポップアップした。

拡大して、その鮮やかな二本の赤い線を見た瞬間、心臓が強く収縮した。

妊娠検査薬だ。里帆が妊娠した。

私はその画像を食い入るように見つめ、目頭が熱くなった。

8年だ。

私は何度も奏太の腕の中で、彼に似た男の子や、私に似た女の子が生まれる未来を夢見ていた。

だが子供の話をするたび、彼は眉をひそめて私を遠ざけた。

「茜、今はまだその時じゃない。会社の基盤が固まってないんだ、養えないよ」

彼の事業のために、私は3年間ピルを飲み続け、体に負担をかけながら、「二人の未来のため」という言葉を信じてきた。

続けて、里帆からのメッセージが届く。

【茜さん、ごめんなさい。私もこんなつもりじゃなかったの。でも、私と奏太さんは心から愛し合ってるの。私たちの魂は共鳴してるの。

彼はあなたを愛してない。ただ、あなたの世話に慣れてしまっているだけ。お願い、私たちを認めて。子供にはパパが必要なのよ】

大粒の涙が画面に落ち、文字を滲ませた。

じゃあ、私の青春は?

彼に費やした8年という歳月は、実を結ばないまま
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