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第179話

مؤلف: 北野 艾
「お母さん、私、あの人とはもう……」

これ以上、母を巻き込むわけにはいかない。二人の関係は終わったのだと、はっきりさせなければ。詩織がそう口を開いた、その時だった。

「おばさん、浄水器、直しておきましたよ。一度使ってみてもらえますか。もし調子が悪ければ、すぐに新しいものに交換しますから」柊也がキッチンからひょっこりと顔を出す。

「まあ、また面倒かけちゃって、ごめんなさいね」嬉しそうな声をあげて、初恵がキッチンへと向かった。

「いえいえ、簡単なことですから」柊也の優しげな声が続く。「あ、そうだ。コンセントも換えておきました。前のものは使いづらかったでしょう。今度のはスイッチ付きなので、使わない時はボタン一つでオフにできます。もう、つま先立ちでプラグを抜き差ししなくても大丈夫ですよ」

「まあ、ほんと!いつも気が利くのねえ。ありがとう、柊也くん」

「いいんですよ、気にしないでください。それより、鶏の煮込みスープができましたから。熱いうちに皆さんでどうぞ」

初恵は心から嬉しそうで、普段よりもずっと楽しそうに笑っている。

その無邪気な笑顔を見てしまうと、詩織はさっき言おうとした言
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