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第30話

Author: 花咲 錦
怒りの収まらない亜季は、その足で飛鳥の会社へと乗り込んだ。

オフィスでは、ちょうど一真が飛鳥に報告を入れているところだった。先ほど星歌を追わせた手の者が、彼女を見失ったというのだ。

飛鳥の顔に険しい色が浮かんだ瞬間、亜季が血相を変えて飛び込んできた。

「兄様!星歌なんて女、もう絶対に許しちゃダメよ。お義姉様にあんなに酷い怪我をさせておいて!」

亜季は飛鳥の向かいにどっかと座り込み、まくし立てた。「あいつ、本当に離婚届と離婚協議書を送ってきたんですって?だったら今すぐサインしてやりなさいよ!」

「あんな女、何様のつもりかしら。世の中には星歌よりずっと素敵な女性なんていくらでもいるわ。兄様が離婚できないとでも思って、図に乗っているのよ!」

怒りに任せて吠え続ける亜季の勢いに、周囲は口を挟むことすらできない。

飛鳥が結婚する前、夏蓮のような気品ある令嬢たちが、こぞって飛鳥の正妻の座を狙っていた。

それなのに、飛鳥が選んだのは、後ろ盾も何もない星歌だった。しかも、彼が自ら執拗に追いかけ回して手に入れたのだ。

亜季はそれが昔から気に入らなかった。

飛鳥が星歌に高価な品を贈るた
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Comments (2)
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森かすみ
はやく! 続きを読みたい!!!
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メイクスタジオMAMA
ヒロインが、夫と、義姉に、仕返しするのが、他の話より、早くて、テンポよく引き込まれました これから、どうなるか?先が、めちゃ、楽しみです 早く更新を、お願いします
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