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46:秘め事始め②

Author: けもこ
last update publish date: 2026-08-24 21:00:50

尻にあたる机の冷たい感触が、体の内の熱さを際立たせる。割り開かれた足の間に廉が体を埋め、内腿の白い肌を優しく撫でさすりながら、その中心へと唇を這わせる。

舌でその先の膨れ上がった花芯を突くようにされると、腰の辺りから強い痛みに似た刺激が体を貫いた。

「ん‥‥あっ」

机に後ろ手をつき、首をのけぞらせて腰を突き出すようにして体を開いた。廉は、舌で花芯を可愛がりながら、隘路あいろに指を挿入してその中の窪みをさぐる。

「最初は、1本しか入らなかったのに。綾香、見てごらん俺の指がいくつ入っているかわかる?」

くちゅくちゅと中で指がうごめいているのを、ぼんやりとした視線で見つめていたが、廉が膨れ上がった蕾をキュッと吸い上げた刺激で、再び強く目をつむって体をのけぞらせた。

「あぅ‥‥」

「すごい、溢れてくるな‥‥」

廉が、うっとりとした口調で呟く。零れ落ちた蜜が太ももだけではなく、執務机の下の絨毯にもシミを作っていた。

「廉、ん‥‥もう、お願い」

指と口で刺激を受け続けて、体中を火照らせながら、指ではないものでその空間を埋めて欲しくて仕方なかった。

「何を、お願いしてるの?」

廉が意地悪な顔をして、体を火照らせながら、腰を揺らす綾香を見上げる。襞を大きく指で開き、中をなめ上げると、舌を突き入れてあふれ出る蜜をすすり上げる。

「あぅぅん‥‥お願い、あっあっ」

時折、蕾をなめ上げられるたびに強い快感で腰が跳ね、尻が浮く。廉は、それを両手で押さえるようにしてさらに刺激を与え続けている。

「ちゃんと言って、ほら、どうして欲しいの?」

ひどい、わかってるくせに‥‥

その意地悪に、なぜか興奮が高まりさらに体の奥から蜜があふれてくる。

「欲しいの‥‥」

綾香は、焦らされている興奮と、おねだりをさせられている羞恥とで体中が燃えているようだった。

「何が欲しいのか‥‥ちゃんと言って」

口を拭いながら体を起こし、綾香の体を抱きしめて耳元に囁く。

「はっ、あぁ‥‥廉が、廉が欲しいです‥‥」

深い口づけで唇を塞がれ、息が苦しくなって、大きく息を吸うようにして口を離して呟いた。唇を触れ合わせたまま、廉がさらに囁く。

「どこに、欲しいの」

廉は、こんなに意地悪だっただろうか。はぁはぁと浅く粗い呼吸を繰り返しながら、泣きそうな声が出てしまう。

「‥‥中に、お願い‥‥」

その瞬間に、下から強く突き上げられるように、一気に穿たれた。

「は‥‥あぁぁん」

瞼の裏にチカチカとはじけるように星が飛び、体中が痙攣する。

「あぁ‥‥綾香、ぅん‥‥」

縋るように廉の首に腕を回し、しがみついて少しずつ自分を取り戻す。廉は、体を抱きしめて優しく背中を撫でている。綾香は、硬く熱く脈打つ廉のモノを体の中で意識しながら、少し顔を離して額と額を合わせた。

「廉‥‥いじわる‥‥」

拗ねたように言うと、体の中で張り詰めたモノが一層その硬さと太さを増した。

「あっ、もう、どうして」

いっぱいにされてさらにそれを押し広げられる感覚で、綾香は眉間に皺を寄せる。

「綾香が‥‥可愛いから、もうどうしようもないね」

掠れた声でそう言うと、唇を寄せて舌を絡めながら、ゆっくりと腰を引き、同じペースで再び中へと挿入する。一度、絶頂を迎え、敏感になっている綾香の中は、そのゆるゆるとした動きに反応して、まるで飲み込むように廉を迎え入れる。

「んっ‥‥あぁ、綾香‥‥」

首筋から胸元へと廉の唇が撫でるように下りてゆき、張り詰めた胸の膨らみに吸い付きながら、その頂を捉える。軽く舌でなぶられ、綾香の体がビクンと跳ねる。背中に回された廉の手が綾香の腰のあたりを撫であげ、体を密着させる。

緩やかなペースでゆっくりと抽送を繰り返し、ぴったりとくっつきあった部分に緩慢に花芯を擦られて、綾香は再び快感の渦に落ちていく。

廉の唇は執拗に胸を責め立て、その頂を吸い上げる。

「あっ、廉‥‥両方、ダメ‥‥」

綾香は、穿うがたれるリズムとともに再び浅く粗くなる呼吸に声を掠れさせながら、沸き立つ快感に眉間に皺を寄せた。その表情を上目遣いで眺めながら、廉が硬くツンと立ち上がった赤く熟れた胸の蕾に歯を立てた。

「あっ、やぁ‥‥」

ビクンと体が跳ねた拍子に、廉の頭をギュッと抱きしめる形になった。廉はさらに深く綾香の体を突き上げる。どこか体の最奥に当たり、痛いほどの快感が綾香を襲う。

「はぁぅんん」

激しくなる廉の腰の動きに合わせて、綾香もこすりつけるように腰を揺らす。

「はぁ、綾香、綾香‥‥愛してるよ」

たまらないと言うように、廉が名前を呼び続ける。綾香も廉に同じ思いを返したかったけれど、もう、その唇から漏れるのは呻きとも叫びともわからないような、体の奥を打たれて湧き出るものでしかなかった。

「んっ、んっ、あっ」

綾香は、翻弄される体をつなぎとめるように廉にしがみつき、その強い律動に体を揺らされながら、快感の波に揉まれていた。静かなオフィスに、肌が激しく当たって放たれる打擲音ちょうちゃくおんと蜜口から溢れる愛液の淫靡いんびな音が響く。

さらに強く奥へと突かれた瞬間、綾香の背筋を強い快感が駆け上がり、廉の背中を強く掴み体を強張らせた。廉は、低く呻くとさらにもう一度強く腰を押し付け、体を震わせるとゆっくりと大きく息を吐いた。

呼吸が落ち着くまで2人で静かに抱き合っていた。廉が体を離し、すっと襦袢を整えると、綾香を抱き上げてソファへ座らせる。そして、隣に座り、こめかみに唇を押し付けながら、綾香を抱きしめた。

「俺は‥‥綾香にはまるで我慢の利かない子どものようになってしまうな。大人げなくて呆れるだろう?」

こめかみに唇を押し付けたまま、くぐもった声でためらいがちに言う。いつも自信の塊のような廉も不安になることがあるのだろうか?

「ううん、そんな廉も大好き」

そう言って、廉に軽く口づけをすると、その何倍もの深さで口づけが戻って来た。静かに愛し合った後の余韻に浸っていると、テーブルに置いてあった綾香の携帯にエリカからのメッセージが浮かんだ。

『助けて』

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