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ウカポン友の会③

last update Date de publication: 2026-03-02 19:10:11

 もなかの質問は極端だったが、璃久は不快になった様子もなく肯定した。

「うん、そういうこと。でも、ボクはあんまり恋愛経験がないから、実際にどうなるかは分からないよ?

 でもね、だからこそ、わくわくするんだ」

 そう言って、璃久は大きな目を輝かせた。

「どんな人と恋に落ちて、二人でどんな風に過ごすのか。

 ボクには可能性にあふれた未来が待ってるから、毎日が楽しいんだよ」

 もなかは呆けたように息をつき、神崎は頬杖をついて璃久を見つめた。

「やっぱり、璃久ちゃんはすごいね。その前向きさ、おれにも分けてほしいくらいだよ」

「あたしも、ほしい」

 ぽつりともなかも言い、璃久はすかさず返す。

「もなかちゃんだって同じだよ。可能性にあふれた未来が待ってるんだから、楽観的に行けばいいんだよ。

 もしかしたら明日、運命の人と出会っちゃうかもしれないよ?」

「そうかな……?」

「分からない。でも、それが可能性ってこと」

 そして璃久
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  • 久我探偵事務所の灯りの下で   嘘の人探し④

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  • 久我探偵事務所の灯りの下で   嘘の人探し③

     戻ってきた久我は相楽の姿を見て目を丸くした。 「相楽、来てたのか」 「はい。明日から復帰しますので、よろしくお願いします」  と、相楽は立ちあがって律儀に頭をさげる。 「そうだったな。ちょうどいいから、今後について話そう」  久我は自分のデスクに着き、まず確認をした。 「僕たちが今進めている調査について、もう聞いたか?」 「はい、怪しい依頼人のことですよね」 「ああ、そうだ」  と、久我は三人へ顔を向ける。 「弟から聞いた話では、ネットに書かれていた監査部のKというのは、依頼人が探すように言った近藤敬一だと分かった。  犯人には四年の実刑がくだされ、予定通りであれば、も

  • 久我探偵事務所の灯りの下で   嘘の人探し②

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  • 久我探偵事務所の灯りの下で   帯裏ミステリー②

     初日の収穫は三冊だった。「まずはこの『雪葬』の帯裏っすね」 と、間遠が本から帯を外して裏側を見せた。 久我は目つきを鋭くし、書かれた文章を読みあげた。「『雄一は部屋に戻った後、翌朝まで目を覚ますことはなかったと言う』か」「次に見つけたのが『凍える遺書』」 二冊目の帯裏には『執事の藤原が言うには、午前一時頃に妙な物音を聞いたらしい』と、あった。 今度は相楽が報告する。「自分が見つけたのはこれ、『茶色の墓標』です」 帯を外して裏返し、久我はそれも読みあげた。「『後妻の絢子

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