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第7話

Author: あの頃の月を愛す
研嗣は、会社の会議で一連の出来事をすべて公にした。

怜花はただ怖かっただけだと取り繕おうとするが、研嗣はネックレスの箱を彼女の前へ放り投げる。

「怖かったから、安奈のものを奪ったんだろ。安奈が助けを求めたときも、俺はただ意地を張ってるだけだと思った」

そこで言葉を切る。声はひどく低く、かすれている。

「俺のほうが死ぬべきだった」

怜花は解雇された。さらに、研嗣の署名を勝手に利用して結んでいた保証契約や借入金についても、責任を問われることになる。

これまで研嗣の特別扱いによって手にしてきたものは、あっという間に彼女のもとから消えていった。

けれど、胸のすく思いなど微塵も湧かない。

怜花を罰すれば私が戻ってくるのなら、研嗣はきっと、彼女をどこまでも追い詰めただろう。

けれど、本当に裁かれるべきなのは、私が決して自分のもとを去らないと、疑いもなく信じていた研嗣自身なのだ。

私がいなくなったあと、研嗣の会社では、私が担当していた仕事を引き継げる者が現れず、重要なプロジェクトが完全に止まった。

取引先からは責任を追及され、社員たちも次々と会社を離れていく。

かつて彼を一途
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