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第1358話

작가: リンフェイ
莉奈はこの日、あの名前も知らない女からの任務を遂行することはできなかったから、実家の家族に何かされるのではと不安だった。それで、俊介に実家に送ってほしいと申し出たのだった。

彼女の実家も田舎のほうにある。

俊介は義父母の家に行きたくなかった。毎回そこへ行くと、義母がここが不調だ、あそこも不調だ、家には何が足りないだの言ってきて、彼はそれを聞いて何もしないと気まずいから、仕方なくお金を出すしかなくなるのだ。

出す金額はそこまで多くはないが、毎回行くたびにこうなものだから、俊介はとても気分が悪いのだ。どうも義父母の家からは自分をATMかなにかだと思われているようで気分が悪くなる。

しかし、莉奈が心から彼のことを好きで、本気で彼と幸せな人生を送りたいと思っているおかげで、向こうから高額の結納金を要求された時には、莉奈が俊介の味方をしてくれた。そして親に黙ってこっそりと結婚手続きをしてしまったものだから、莉奈の家族は甘い汁をすすれなくなってしまったのだ。

それで結納金の額はかなり少なくて済んだのである。

当初の一千万以上から数十万に変わった。星城の田舎のほうであれば、その金額でも多いほうである。なんといっても一般家庭であって、どこぞの名家というわけではないのだから、それと比べることなどできないのだ。

しかし、成瀬家が結納金を受け取った後、結婚式の当日、彼ら成瀬家が執り行うパーティーの費用は佐々木家が出せと言ってきたのだ。佐々木家はそれを拒否したら、彼らはそれを取り止め、親戚たちを市内に呼んで佐々木家でちょっとしたパーティーをするつもりだった。

俊介と両親は話し合った後、成瀬家の要求通りに結婚式の当日は、両家、親戚たちが揃って食事をすることになった。

披露宴はあるホテルに決まった。もちろん五つ星ホテルのような高級ホテルは高すぎるので、そんなところで行うことはできない。

成瀬家は莉奈に結婚にあたってご祝儀や祝いの品は準備しないつもりだ。ただシーツセットだけで娘を送り出す。

莉奈がもしそれに不満であれば、夫に頼んで出してもらうか、自分の金を使ってそれを準備すればいい。

佐々木家にしろ、成瀬家にしろ、莉奈がある程度の貯金をしていることは知っているのだ。

佐々木家は彼女にお金を出させてあの家の内装をさせたかった。そして成瀬家のほうは彼女にお金を出させて彼女の
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