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第60話

作者: リンフェイ
結城理仁は内海唯花の審美眼に問題があるんじゃないかと疑った。金城琉生は確かに顔が悪くないが、彼と比べることができようか?

彼は金城琉生よりも、もっとイケメンのはずだ。

彼女の携帯の連絡先に、彼の名前はどう登録されているのだろうか?

結城理仁はふいにとても知りたくなった。

内海唯花は金城理仁の電話に出た。

「唯花さん、おはようございます」

「こんなに早くから電話してきて、どうしたの?」

「唯花さん、朝ごはんを食べましたか?僕が迎えに行って、店まで送りますよ。途中で朝ごはんを食べませんか。それか、唯花さんが僕に奢ってくれてもいいです」

金城琉生の言葉には少し期待が込められていた。

昨夜、彼は内海唯花を助けたのだ。今日、唯花姉さんを誘って朝ごはんを一緒に食べて送り迎えをする良い口実ができたというわけだ。

「ううん、もうすぐ食べ終わるから。自分で朝食を作ったのよ。あとで夫が店まで送ってくれるから、あなたがわざわざ遠くまで来る必要ないわよ」

内海唯花は金城琉生が彼女に片思いをしているとは、露ほども思っていなかった。彼女はただ単純に金城家からトキワ・フラワーガーデンまでがとて
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