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第678話

Author: リンフェイ
水筒を彼の手に持たせ、唯花はきれいな瞳をにやつかせた。「だったら自分で飲んだらいいわ。三十歳だよねぇ、理仁さん、三十の大の男よ、ちょっとくらい苦いだけのお薬が飲めないって言うの?」

結城理仁は漢方薬が苦手だったのか。

今後、また彼女を怒らせるような真似でもしてみろ、風邪を引かないならいい、少しでも体調を崩した時には、漢方薬を大量に持ち帰って毎日彼に飲ませてやろう。彼女のことを怖がるまでだ。

彼が顔をこわばらせて何も言わないのを見て、唯花は彼の耳元に近寄り小声で言った。「理仁さん、早く薬を飲みなさい。ちゃんと体を治したら、ベッドの上でも元気でしょ。私がわざわざこんなところまで来てあなたのお世話をしてあげた報酬でももらわなくっちゃ」

それを聞いた瞬間、理仁の黒い瞳に瞬時に光が宿った。

そして彼女に「もう終わった?」と尋ねた。

唯花は姿勢を正して座り直し、美しい瞳をニヤリとさせた。「あなたが退院する頃にちょうど終わるわよ」

「どう?この薬、飲む?それとも、飲まない?」

理仁は苦痛に顔を歪めて思い悩み、最終的にはやはり手を伸ばしその漢方薬の入った大きな水筒を手に取り、このチャン
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