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第140話

Autor: おやき
見ただけで苦そうだが、実際、見た目よりも苦い薬だ。

清華はもう飲みすぎて吐き気を催し、恐怖すら感じていた。この薬を見るだけで涙が出るレベルだ。

一方、司は薬を温めて彼女の前に置くと、ソファへ行って電話をかけ始めた。誰と話しているのか、楽しそうに笑っている。

時折彼女の方を見るが、完全に他人事、我関せずといった涼しい顔だ……

不公平だ!

清華は納得がいかず、恨めしげに薬を飲み干した。口の中は苦味でいっぱいだ。

彼女は悪知恵を働かせ、司の方へ走っていった。

司は彼女の悪そうな顔を見て、すぐに何を企んでいるか察し、彼女が飛びかかってきたところを、片手で額を押さえて止めた。

清華は諦めず、バタバタと暴れて彼の膝の上に座り込み、落ちないように腰にしがみつき、口を突き出した。

司は口の端を上げ、大きな手で清華の額を制し、彼女が手足をばたつかせても近づけないようにした。

「25パーセントで、二十億です。そっちの口座に直接振り込みます。条件は一切ありません」

「林(はやし)社長、この個人的な電話に出たのは、お前を友人として扱っているからだ」

司は電話をしながら清華を制していた。
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