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第219話

Penulis: 雪吹(ふぶき)ルリ
幸子が警察に捕まったって?

真夕は顔色が一変した。電話を切ると、佳子に言った。「佳子、私、警察のほうに行ってくる」

「私も一緒に行く」

その後、真夕と佳子は警察署で拘束されている幸子に会った。真夕は幸子の冷たい両手を握った。「幸子、何があったの?どうして捕まったの?」

幸子は顔色が真っ青で、呆然とした様子だった。「真夕、今回のことはあのツキちゃんに関係があるの」

幸子は一部始終を話し始めた。「彼女が『ELLA』で雑誌撮影をしてたの。ワイヤーで吊る演出があったんだけど、そのワイヤーが事前に切られてたの。彼女はそのまま落下して……それで彼女が私を名指しして、私がワイヤーを切るところを見たって言ったの。それで警察に連れてこられた。

真夕、信じて、私はやってない。本当に私じゃないの。あの人と何の恨みもないし、彼女を傷つける理由なんてない!」

幸子は今混乱している。月に突然濡れ衣を着せられ、自分がまるで殺人未遂をしたかのように扱われているからだ。

佳子も首をかしげた。「ワイヤーを切ったのは誰なの?幸子さんがやってないのに、どうして月はそんなことを?月と幸子さんって、別に仲悪くなかったよね?」

幸子も困ったように言った。「そうなの、なんで私を?彼女に何かした覚えもないのに……」

真夕の澄んだ瞳に一瞬、鋭い光がよぎった。彼女は柔らかく声をかけた。「幸子、心配しないで。今から月のところに行くわ。彼女が証言を変えさえすれば、すぐに出られるから」

真夕と佳子は病院へ向かった。道中、佳子が口を開いた。「真夕、月がなんで幸子さんを陥れたんだろう?幸子さんはあなたの一番の親友なのに……」

佳子が疑問に思っていることを、真夕も疑っていた。しかし彼女は何も言わなかった。

病院のVIP病室で、月はベッドに座っていた。『ELLA』のような一流雑誌社は安全対策も万全で、たとえワイヤーが切れても、下には厚いクッションが敷かれていたため、月はまったくの無傷だった。

真夕と佳子が病室に入ると、月はまったく驚いた様子もなく赤い唇を引き上げた。「真夕、佳子、来てくれたのね」

真夕はベッドのそばに寄り、月の怪我の様子を見て尋ねた。「月、大丈夫?」

月は首を振った。「平気よ」

「月、さっき警察署に行ってきたの。幸子さんがワイヤーを切るなんてありえないよ。当時の状況を見間違えたんじゃ
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Komen (3)
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はなまる
真夕、妊娠してそう。
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澤田真喜子
腹黒女ばかり マトモなのはヒロインの友人だけ?
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YOKO
また真夕ばかり虐める。酷い。変な女と最悪御曹司ばかり得する話て苛つく!
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