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第1125話

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天音はツッコミを入れた。

「自分でも分かってるんじゃない」

竜紀はすねたように言った。

「俺たち一応友達なんだろ。そこに追い打ちかけるのやめろよ」

「本当のことを言っただけよ」

天音は、洵のああいう落ち着いたところが好きだ。きちんと地に足をつけて生きていて、一緒にいると不思議と安心できる。恋人としても申し分ないし、きっと結婚相手としてだって申し分ない。

洵は天音が自分のために口を開いてくれたのを聞いて、当然とても嬉しい。彼はテーブルの下で、珍しく自分から彼女の手を握り、その手のひらを優しく撫でた。その仕草にいやらしさはなく、ただ恋人同士らしい親密さだけがある。

天音は振り返って洵と視線を交わした。それを見て、竜紀は耐えれない様子で言った。

「もういい加減にしろよ。こんなところでイチャつくのはやめてくれ。こっちは飯がまずくなる」

陽介も今回ばかりは珍しく竜紀に同調した。

「そうだ。こっちはまだ食事中なんだぞ」

桜は竜紀と陽介のことをひどく子どもっぽいと思う。他人がどうイチャつこうが勝手だし、何の問題もないじゃないか。美男美女の恋愛模様なんて誰もが見たいものだ。桜から
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