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第237話

Author: キラキラ猫
「まだ運転できる?」

瞬は少し様子を見てから、頷いた。

「ああ、ゆっくり走るから大丈夫だ。

さっきシートベルトを締める暇がなくて頭をぶつけただけだ。

視力も知能も異常なしだ」

車は病院へと向かった。

到着すると、遥は瞬に付き添い、受付を済ませて処置室へと向かった。

瞬は彼女の手首を掴んだ。

「お前のその手も、診てもらった方がいい」

遥が視線を落とす。

彼女の手首には青黒いあざがくっきりと残っていた。

一般人よりもはるかに白い彼女の肌の上では、その痕は痛々しいほど目立っていた。

遥は首を横に振った。

「私は大丈夫。揉んでいればそのうち治るから。あなたこそ、早く手当てしてもらって」

診察室に入り、傷口の洗浄と縫合を終えるまで、半日もかかってしまった。

病院から出てきて、瞬はようやく追突された自分の車を確認する余裕ができた。

車の状態を確認していると、隣に停まっていた車から聞き覚えのある声が聞こえた。

「瞬?お前、車どうしたんだ?」

蓮が窓を下ろし、廃車寸前というほど無惨にひしゃげた瞬の車の後部と、包帯を巻かれた彼の頭を交互に見て、舌打ちをした。

「事故
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