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第 16 話

مؤلف: 柏璇
何より、自分が育ててきた子たちに何も告げず突然いなくなるなんて、無責任すぎる。

「ママ!」

玄関を入った途端、冷却シートを貼った若葉が裸足で飛びついてきた。

彩乃は眉をひそめた。

「どうしたの?」

若葉はぎゅっと抱きついたまま離れない。

「ママ……どこに行ってたの? 私と弟のこと、もういらないの?」

胸が締め付けられ、彩乃は抱き返してあやした。

「帰ってきたのか」

一晩ほとんど眠れなかったのだろう、蒼司は疲れ切った様子で、目の下には濃いクマができていた。

彩乃はいつもの柔軟な態度を捨て、何も言わず若葉を抱いて部屋に向かおうとする。

「子どもの熱が下がらないから電話したのに、電源切ってたな」

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