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第 507 話

작가: 柏璇
車の中。

直哉は、彩乃と亮介がそれぞれ自分で運転して来ているのに気づいた。

少し考えてから言う。「明菜さん、俺の車にどうぞ」

明菜は礼儀正しく微笑んだ。「ご迷惑おかけします、香坂社長」

「気にしないで。通訳さんもいるし」と直哉。

ほどなくして、ホテルの入口から真理の姿が見え、小走りでこちらにやって来た。

運転手が言う。「社長の車で一緒に行きます」

真理は頷いた。「ありがとうございます、香坂社長!」

車は四人乗り。

明菜は先に後部座席へ、直哉と並んで座った。

――真理をひとり助手席に座らせ、自分と直哉が楽しそうに話すのを聞かせることで、あの真理にも少しは自覚を持たせようという作戦だ。

日向インタ
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