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第14話

Author: 匿名
次に智也と会ったのは、しばらくあとの冬だった。

高校時代の担任が結婚した。大勢の同級生が地元へ戻ってきた。

智也も出席していた。

久しぶりに会った智也は、大学を卒業した頃とは少し変わっていた。

結局、汐見市へ行ったと聞いていた。

けれど、私たちが借りたあの部屋には住まなかった。

部屋は2か月間、空いたままだった。その後、契約を解約した。

披露宴が終わると、外では小雪が舞っていた。

私はホテルの入口で迎えの車を待った。

智也も外へ出てきた。

送るとは言わなかった。ただ、私のそばに立っていた。

しばらくして、智也はあの卒業写真の話を始めた。

卒業後、学部の公式SNSに記念写真が掲載された。

集合写真の中で、智也は2列目の中央に立っていた。その隣には晴香がいた。

私は智也との間に数人を挟み、一番左端に立っていた。

智也は言った。

初めてその写真を見たとき、しばらく見つめ続けたという。

それまで集合写真を撮るたび、私は必ず智也の隣にいた。

隣にいなかったのは、最後の一枚だけだった。

それなのに智也は、撮影から数日経つまで気づかなかった。

私は道端に積もっ
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