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125話

last update Date de publication: 2026-08-03 18:59:27

会社を出た弥一は真っ直ぐにエートル・カプティヴェに向かった。

店は相変わらず繁盛していて、弥一は行列の最後尾に並ぶと時計を確認する。

時刻は間もなく午後5時を迎えようというところだった。

かすみとのディナーは午後6時からにしてもらった。

ディナーには早いが、久々に八重子も帰宅したし、かすみ大好き人間な巴たちを差し置いてということもあって、早めにかすみを解放するためにもディナーの時間を早い時間帯にしてもらったのであった。

かすみの開店祝いは、御子柴家で贅沢に執り行おうという算段だったのである。

そんな弥一は、ここでケーキを受け取り、花屋で花束を受け取っても十分時間には間に合うだろう、そう考えていたのであった。

数十分後。

前の人が終われば次に弥一の番なので、彼は予約表を財布から取り出した。

前の人が買い終わり列から捌けると、弥一は笑顔を浮かべながら前に出る。

「こんにちは、円城寺さん!予約していてたケーキをお願いします!」

そう言って、弥一は予約表を愛蘭へと渡す。

弥一の晴れ晴れしい笑顔とは打って変わって、愛羅は口元だけで笑ってみせると、

「お待
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