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第3話

Auteur: satomi
last update Dernière mise à jour: 2025-10-27 17:22:13

翌日は休日だったので、私と彼は病院へ澪を迎えに行った。

正直言って、彼は澪に対して過保護なんじゃないかな?と思う。迎えに行く必要はあるんだろうか?一人で自分の家に帰ることができるんじゃないかと思うけど、私が冷たいんだろうか?

帰りの車内、澪はわざと助手席に座り、私に挑発的な視線を送ってきた。なんで私が澪に挑発されないといけないの?

「病院じゃリラックスできなかっただろう?しばらく我が家に泊まるといい」

孝之さんが言うので、澪は我が家の客間でしばらく生活することになった。そこまで至れり尽くせりなのかなぁ?

帰宅し、私は澪の荷物を片付けるのを手伝っていたけど、さらに衝撃的な光景を目にした―――澪の荷物に彼の衣類…下着まで入っていた。

澪は鼻歌交じりに片付けているけど、どう考えても私に見せつけている感じがする。

「え?兄さんの服が入ってるって?だって……ねぇ?」

とクスクス笑うばかり。

やっぱり澪は私に対して挑発的だと思う。私の考え過ぎとかじゃない。

「澪!洗濯物も出しておけよ!」

と孝之さんは言うけど、その洗濯物の中には彼の衣類も含まれていた。

なんというか……二人だけの空間が澪という義妹に侵害され、私が排除されるような感覚が胸に押し寄せ、心が強く締め付けられた。

今までは孝之さんが仕事をして、私は専業主婦。という形態だったけど、これからどうなるんだろう?

疑念、緊張、挑発される圧迫感に加え、私は完全に葛藤の渦に巻き込まれた。

柔らかな空気に包まれていたはずの我が家が何だか冷たく感じる。気のせいだろうか?妊娠してるし、ホルモンバランスが乱れてるのかな?気のせいだと思いたい。

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