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第7話

Author: 森野白鷺
ボディーガードは離婚届の受理証明書を手に、びくびくしながら征司へ差し出した。

征司は一瞥もせず、それを床へ放り捨てた。

「あいつもずいぶん小賢しくなったな。偽物の書類まで用意して、俺を脅すつもりか?」

征司は冷笑し、あからさまに見下した顔をした。

「放っておけ。外で少し苦労すればいい。腹が減れば、そのうち自分から戻ってくる」

病院の病室では、一花がまだ点滴を受けていた。

甘奈はベッドのそばに座り、目を泣き腫らしている。

征司がドアを開けて入ってくると、甘奈はすぐに立ち上がり、彼の胸へ飛び込んだ。

「征司、一花がかわいそうで……ねえ、やっぱり私たち、出ていったほうがいいのかもしれない」

甘奈は嗚咽まじりに言い、大粒の涙をこぼした。

「何を言っているんだ?」

征司は眉をひそめ、彼女の肩を抱いた。

「晴香は私たちを受け入れられないのよ。放火までする人よ?次は一花、本当に命を落とすかもしれない」

甘奈は征司の袖をぎゅっと掴んだ。

「私、一花を連れて実家に帰るわ。私たちのことはもう構わないで。あなたは晴香とちゃんと暮らして」

征司の目に狼狽がよぎり、慌てて彼女を強く
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