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第三十二話

last update Fecha de publicación: 2026-07-07 19:10:58

梯子を登り、先程まで居た通路まで出た。

相変わらず静寂に包まれていた。

「…っで…君たちは…何なわけ?」

息切れしているようだったが、声は明らかに苛立っている。

「難しい質問だな」

黎慈は口を窄めた。

どうせ自分たちが言っていることは信じてもらえない。

言っても無駄だと黎慈は考えた。

そのまま黙って進むことにした。

「ちょ、答えてよ」

先を急ぐ黎慈の服の裾を乱暴に掴んだ。

「はあ…」

うるさい口を閉じるために、話すことにした。

「ここが夢の世界って言ったら信じるか?」

「は?何言ってんの?頭おかしいんじゃないの?」

そりゃあそうだよな。

まぁ、当然と言えば当然の反応だ。

しかし、すごく癪にさわる。

「やっぱいいや」

先を急ぐことにした。

「ちょっと!信じるからって言ったじゃん!無視すんの?」

また黎慈の服の袖を強く引っ張ってきた。

仕方なく自分たちの目的と、何者なのかを話し始めた。

「とにかくそう言うことだから、絶対に離れるなよ」

黎慈と景佑は出口に向かって歩き始めた。

少女は黎慈の裾を掴んだまま、後ろをガッチリとついてくる。

時々、後ろから大きめのため息が聞こえる。

明らかに聞こえ
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  • 夢幻の旅路と二つの世界 〜『夢』に喰われる街で、能力“ブラム”で世界を救う〜   第十話

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  • 夢幻の旅路と二つの世界 〜『夢』に喰われる街で、能力“ブラム”で世界を救う〜   第七話

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  • 夢幻の旅路と二つの世界 〜『夢』に喰われる街で、能力“ブラム”で世界を救う〜   第六話 もう一つの世界

    時間は7時半、衣百合(いゆり)が食器を洗いながら、ロビーの椅子に座っている黎慈(れいじ)に話しかけてきた。「黎慈(れいじ)くんは、今日の学校はどうだった?」「まあ、楽しそうな雰囲気でしたよ。一年間、楽しみです」「なら良かった。私、こう見えても生徒会の人間だからさ。そう思ってもらえて嬉しいよ」 衣百合(いゆり)は笑顔で黎慈(れいじ)を見ており、また衣百合(いゆり)が話しかけてきた。「黎慈(れいじ)くんはさ、部活動とか入る予定はある?」「今は

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