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第339話

مؤلف: 一燈月
それは祝福であり、祈りだった。

航は白銀の世界に浮かぶ鮮やかな紅を見上げ、そっと手で目元を覆った。その紅い影を視界から遮ったが、口元には笑みが浮かんでいた。

十九年の人生で、こんな旅は初めてだった。これほどまでに――

魂を震わせる旅はきっと、一生忘れないだろう。

手のひらの下から、熱い雫がこぼれ落ち、足元の雪に染み込んで深い痕跡を残したが、すぐに新たな雪に覆われて消えた。

風雪は、ただ静かに吹き抜けていく。

……

山頂、寺院。

小夜は本堂の前に立っていた。足は鉛のように重く、一歩を踏み出すのもやっとで、呼吸をするたびに肺が痛んだ。

「よく参られた」

開け放たれた扉の奥、深紅の法衣を纏った僧侶が、背を向けたまま座っていた。その声は少し枯れていたが、遥か彼方から響いてくるような深みがあった。

小夜は呆然とした。

「私が来ることをご存知だったのですか?」

「いや」

僧侶の声は穏やかだった。

「ただ、山を登る足音が聞こえただけだ。難儀な道のりだったろう。座って、熱い茶でも飲みなさい」

深く息を吸い、重い足を引きずって堂内に入り、僧侶の前に回った。そこには小さな卓
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もちむぎ玄米
とうとう、悍ましい狂人サイコパス圭介が来たか!? いよいよ、小夜と圭介が対峙するんだね… 小夜、負けるな!! 圭介に打ち勝ってくれ!! 狂人サイコパス圭介とキッパリと決別するんだーー!!
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