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123話

Author: 籘裏美馬
last update publish date: 2026-04-04 16:17:29

翌朝。

ふ、と目が覚めた伏見は欠伸をひとつして、腕の中にいる音羽を優しい目で見下ろした。

結局、あの後。

キスで終わる訳がなくソファで体を繋げ、その後は寝室に移動して散々抱き合った。

音羽の体も限界だったのだろう。

何度目かの絶頂を迎えた後、音羽はくたり、と気を失ってしまって。

(風呂に入れてやる事も出来なかったな……)

伏見は、自分の腕の中で安心しきった顔ですやすやと眠る音羽の額にそっと唇を落とす。

音羽は、快楽に不慣れな様子だった。

だから伏見はいつも最初はセーブしようとするのだが、結局音羽の可愛さと愛おしさで我慢が出来ず、音羽がもう無理だ、と泣いて止めても止まる事なく抱き潰してしまう。

(俺も、堪え性が無いな……。だが、それも仕方ない。やっと……やっと音羽を手に入れたんだ)

過去、旦那が居て。子供までいる。

過去は過去だ、と割り切っているつもりだった。

子供が出来る行為だってしているのだから、音羽だってこういった行為には慣れているのだろうと思っていた。

だが、いざ蓋を開けてみれば。

音羽の反応は初々しく、快楽に不慣れで。

音羽と伏見が初め
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  • 夫と愛人に地獄に突き落とされた私を救ってくれたのは「若」と呼ばれる裏の世界の人でした   155話

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