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第1097話

Author: かおる
雅臣は小さくうなずいた。

一秒でも手間取れば、その一秒分、星は危険に晒される。

仁志が銃を手に取り、扉を破る構えを見せたその瞬間、部屋のドアが不意に開いた。

現れたのは、険しい表情を浮かべた航平だった。

三人が扉の前に立っているのを見ると、航平は一瞬だけ目を見開いたが、特に驚いた様子は見せなかった。

「ちょうどいいところに来た。

星は今、冷水のシャワーを浴びている。

医者が必要だ」

雅臣は彼を見据えた。

「航平、どうしてお前が星と一緒にいる?」

航平は淡々と答える。

「星は翔太くんを仁志に預けたが、自分の身の安全が気になったらしい。

私はちょうど近くにいたから、様子を見に行っただけだ」

靖はその説明を聞き、軽くうなずいた。

彼が星を呼びに来た時、確かに航平もその場にいた。

航平は三人を見回しながら言った。

「先に医者を呼んだ方がいいんじゃないか?

話は後でもできる」

雅臣は意味深な視線を航平に向けた後、踵を返して医師を呼びに行った。

靖は実の兄として、この状況で星を二人の男に任せるわけにはいかず、部屋の中へ入っていった。

二人が部屋へ入るのを見送
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メイメイ
星のこと毛嫌いしてるし婚約破棄でしょうね…
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