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第369話

Author: かおる
「まだあんなに得意げにしていられるなんて!」

星は淡々と口にした。

「雅臣が少しでも庇ってくれる限り、あの男はずっとああして好き放題なのよ」

彩香が言った。

「でも、雅臣の忍耐ももう限界みたいよ。

勇の取り巻き連中が騒ぎを起こしたときも、彼は庇うどころかきっぱり縁を切ったじゃない」

そう言うと、彩香は声を上げて笑った。

「ふふ、ざまあみろって感じ!

あのしょうもない連中、前から大嫌いだったのよ!」

翔太の誕生日会のとき、彩香も会場にいた。

彼らが星を転ばせる場面は見ていなかったが、ウェイトレスをからかう醜態はこの目で見ていた。

――本当に吐き気がする連中だ。

幸い星は泣き寝入りせず、密かに証拠を集めて反撃した。

そうでなければ、悔しさで潰れてしまっていただろう。

星は勇のことを、もはや真剣に相手取る気はなかった。

彼女にとっては、ただの滑稽な道化にすぎない。

数人が控室で準備をしていると、ドアがノックされ、抽選の時間となった。

星はてっきり清子が現れると思っていたが、意外にも姿を見せたのは雅臣だった。

彼は普段、子どもの行事に顔を出すことを嫌っていた
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Comments (1)
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U Tomi
御曹司って、お金持ちって、こんなんでやっていけるんですねー。凄く不思議。気持ち悪い
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