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第 301 話

Author: 水原信
「何だって?」

佳奈は一瞬で頭が真っ白になった。

斉藤部長が立ち上がってその場を離れようとしたとき、扉の外から清と海咲が大勢の警備員と警察を引き連れて入ってきた。

佳奈の顔色は一気に蒼白になった。

「海咲、あんた、私をハメたの?」

海咲は冷ややかに唇をつり上げた。

「私がハメたんじゃない。自分で尻尾を出したのよ」

斉藤部長と双葉は、最初から海咲の第一容疑者だった。

彼女は敵を誘い出すつもりで動こうとしていたが、大々的に仕掛ける前に、佳奈が彼女と清の会話を聞きつけて近寄ってきた。

そこで海咲は念のため録音を回し、もし佳奈が関係していれば、そこから芋づる式に斉藤部長を引き出せると踏んだ。

逆に無関
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