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第226話

作者: 炭酸水が大好きな美少女
一方、怜司は執務室で、スマホに映る遥の返信を見つめ、眉間にしわを寄せていた。

これまでも幾度となく拒まれ、メッセージが未読のまま放置されたこともあれば、電話を何度も拒まれたこともあった。

それでも怜司は、以前の遥とは何かが違う気がしていた。少なくとも、言葉遣いや口調が以前とは少し違っていたのだ。

怜司は内線で秘書を呼び出した。

「遥の最近の予定を調べろ。何か予定が入っていないか確認してくれ」

このところ遥は会社の件にかかりきりだった。靖也が厄介な社員たちを使って遥を妨害していることは、怜司もよく知っている。

陰ながら、幾度となく手を貸してもきた。

命令を受けた秘書は、すぐに調査に取りかかった。この程度なら、短時間で調べ上げるのも難しくなかった。

だが調べ終えたあと、秘書は浮かない顔をしていた。どうも言いにくそうな様子だった。

その変化に気づいた怜司は、不機嫌そうに声を上げた。

「何かあるなら言え」

秘書は内心びくつきながらも、覚悟を決めて口を開いた。どうせこの後、怒鳴られることになるのは目に見えていた。

「社長……遥様は今朝、ノレッド医師とともに出国されました。
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