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第7話

Auteur: 蓮に夜風
「こういう恥知らずな女は、あなたが自分の手で殴ってやらないと諦めないのよ」

瑠香の母の口調は落ち着いていたが、その視線は冷たく景明を射抜いていた。

彼が私を見た。その目には葛藤と苦痛があった。でもそれは最後には、麻痺と、臆病さと、諦めに取って代わられた。

私は一歩後ずさり、驚きと怒りで景明を見つめた。

彼は歯を食いしばった。瞳の奥の最後の光が消える。手を振り上げ、心を鬼にして、目を閉じた。

パン!

平手打ちの音が、廊下全体に響き渡った。

殴られて、顔が横を向いた。頬が痺れるほど痛い。口の中に、血の味が広がった。

足早に歩いていた人たちも、立ち止まっていた。

耳鳴りがする。顔が痛いのか、心が痛いのか、一瞬分からなくなった。

瑠香が歩み寄り、景明の腕を組んだ。

「さあ、行きましょう」

景明は操り人形のように引かれて、病院の外へと向かっていく。

最後まで、彼は一度も振り返らなかった。

「中絶費用は私が出してあげる。いい、おとなしくその子をおろすのよ」

瑠香の母親は笑いながら私を見下ろし、軽い口調で言い放つと、数枚の紙幣を私に向かって投げつけた。

そしてボディガ
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