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第311話

مؤلف: シガちゃん
由莉奈は彼を一瞥した。「あなたは……?」

「ご連絡させていただきました、藤堂駿介と申します」

「どうも、石川由莉奈です」

「石川さん、こちらへどうぞ」

駿介は体を横にずらし、彼女を中へ案内した。

由莉奈は後ろを歩きながら、きょろきょろと辺りを見回す。このような高級レストランは初めてだった。オークション会社のスタッフは、みんな祐一みたいなお金持ちなのではないかと思う。

エレベーターの中で、彼女は思わず口を開いた。「ちょっと聞いていいですか?あの銅銭、いくらくらいするんです?」

駿介は微笑む。「金額では測れない価値があります」

由莉奈は眉をひそめた。

――どういう意味?高いの?それとも高くないの?

個室の前まで来て扉を開けると、パーテーションの向こうに人影が見えた。駿介が回り込むように進み、由莉奈も後を追う。男の顔がはっきり見えた瞬間、思わず目を見開いた。

――祐一に負けないくらいのイケメン。最近、運が良すぎるんじゃない?

「坊ちゃん、こちらが石川さんです」駿介が男のそばに立ち、声をかける。

男――智宏はコーヒーカップをテーブルに置き、ゆっくりと顔を上げた。鋭い視
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  • 徒に過ごした六年間――去り際に君の愛を知る   第676話

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